「農民」記事データベース20130204-1055-08

“農民連あってよかった”
未来をつくる大きな力に
(2/5)

農民連第20回定期大会の発言から

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10年後、20年後の農民連考え
青年部結成に組織の力発揮を

青年部 杵塚部長ら4人発言

 青年部からは4人が発言しました。杵塚歩部長のほか、杵塚佳苗さん(静岡)が昨年山形で開かれたビア・カンペシーナ東南・東アジア青年地域会議について、岩渕望さん(福島)が被災地支援の活動について、渡沢寿さん(山形)が後継者問題について、それぞれパワーポイントを使いながら報告しました。杵塚部長と渡沢さんの発言要旨を紹介します。

 杵塚歩部長

 青年部は全国15府県に約100人の部員がいます。12府県から16人の幹事をだして活動をとりまとめています。

 幹事どうしスカイプ会議でインターネットをつないで連絡を取り合っているほか、ブログで発信するなど、部員以外の青年とも交流しています。

 昨年は、県連の支援もあり、長野県で青年部が結成されました。青年後継者問題を組織全体として取り組んでほしいと思います。

画像
「全国で青年部の確立を」と訴える青年部のみなさん

 渡沢寿さん

 少し耳の痛い話をします。みなさんの地域には、青年部がありますか。私が住む山形・置賜の青年部は、いろいろな活動をしていますが、12年かかりました。

 地域のリーダーを育てるには時間とお金がかかります。農民連の10年後、20年後を考えたとき、今やらなければなりません。

 このワイングラスの図を見てください。芳じゅんな味と香りをもつワインがみなさんです。それを支えるワイングラスの細い足が青年部です。細いですが、なくてはなりません。

 このグラフを見てください。コウノトリの生息数を表しています。コウノトリも一時は絶滅しましたが、兵庫県豊岡市の努力などでV字回復を成し遂げています。青年部の確立も同じです。みなさんの熱意と予算が必要です。

(新聞「農民」2013.2.4付)
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2013年2月

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