2011年12月


2011年12月19日(第1002号)

スペースマーク 大震災復興・支援と結び TPP参加阻止 全国でさらに農民連女性部第23回総会休刊のお知らせと新年号のお届け
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は12月7日、2011年のグリーンウエーブ中央集結行動を行い、10月から始まった行動のまとめと、今後のTPP(環太平洋連携協定)反対の運動方針を確認しました。
スペースマーク 東日本と心をひとつにTPP阻止、原発ゼロ必ず
“東日本と心をひとつに”をスローガンに、3年ぶりに「世直し雷大行進」が12月11日、東京・浅草で行われ、900人以上が参加しました。主催は、労働組合、商工団体などが参加する実行委員会で、農民連も加わりました。
スペースマーク 勝利判決で“あの空へ帰ろう”TPP参加まかりならん
日本航空(JAL)不当解雇撤回を求める裁判の結審(12月19日と21日)を控えた6日、不当解雇撤回を要求する総決起集会が東京・豊島公会堂で満員の652人が参加して、開かれました。
スペースマーク 農のこころ
霜除けの笹竹立てて畑じまひ
スペースマーク 米 先物取引 開始から4カ月
農水省が関係者の反対を押し切って認可した米の先物取引の試験上場。認可に際して農水省は「農家や米業者の参加と一定の取引が見込める」「値幅制限など価格の乱高下を防ぐ手立てがとられている」などと根拠を説明してきました。しかし、取引開始から4カ月を経て、認可の前提とはほど遠い取引の実態が明らかになりました。
スペースマーク 本の紹介/福島は訴える 福島県九条の会編
ごく普通の「暮らし」を一瞬で奪い去った福島第一原発事故。「3・11」後の福島を、福島の人びとが自分の言葉で語った本「福島は訴える 『暮らし』『子育て』『なりわい』を原発に破壊された私たちの願いと闘い」が、「福島県九条の会」から出版されました。
スペースマーク 大都市東京で農業始めた
東京都農業会議とアグリタウン研究会は12月3日、東京都練馬区の武蔵大学で新規就農フォーラム「東京で農業を始める」を開きました。後援は、NPO法人農の未来ネット。
スペースマーク 災害復興・地域再生の道探る
日本大学生物資源科学部などが主催する第13回全国農村サミットが11月25、26の両日、神奈川県藤沢市の同大学キャンパス内で、「地域の復興再生力と大学の約割」をテーマに開かれました。
スペースマーク 旬の味
まっさらな年賀状の束に、年の瀬を間近に感じる季節になった。この1年、こんな年になると誰が予測できただろう

2011年12月12日(第1001号)

スペースマーク 韓米FTA 国会強行採決
韓国のイ・ミョンバク大統領は11月29日、与党ハンナラ党の強行採決で国会を通過した韓国とアメリカの自由貿易協定(韓米FTA)の施行に向けて、関連法案に署名しました。これに対し農民や市民は、ソウルの国会周辺をはじめ全土で「イ・ミョンバクは退陣せよ!」「採決は無効だ!」と韓米FTAに反対するデモや集会を連日行っています。韓国のからの通信です。
スペースマーク 東電は年内支払いせよ
農民連は11月25日、東京電力本社(東京・千代田区)を訪れ、損害賠償の本請求に対する農家への支払いが大幅に遅れていることから、年内に支払うよう強く申し入れました。申し入れには、農民連本部のほか、福島、宮城、茨城、千葉、群馬の代表も参加しました。
スペースマーク 12年産米目標 2万トン減の793万トン
農水省は11月30日、食料・農業・農村政策審議会の食糧部会を開き、2012年産主食用米の需要見通しを797万トン(前年産比8万トン減)と想定し、生産数量目標を793万トン(前年産比2万トン減)とする基本指針を了承しました。
スペースマーク さよなら!! 原発
「さよなら原発東京北部ラリー&パレード」が11月27日、東京都文京区内の公園で行われ、親子連れなど500人が参加しました。
スペースマーク バイオエネルギー 現状は? 将来は?
農水省と、バイオ燃料を推進する国際団体「グローバル・バイオエネルギー・パートナーシップ(GBEP)」は11月17日、都内で国際シンポジウム「バイオエネルギーの現状と将来」を開きました。
スペースマーク 農のこころ
棚田傾ぐ環太平洋の冬津波
スペースマーク 新聞「農民」1000号おめでとう農民1000号おめでとう
農民連との出会いは、特に福島県農民連との縁が深い。東京生まれの私が、大学のサークル「虹の会」で出会った、若き血を燃やした友人が福島県農民連の現会長、亀田俊英さんです。そして、社会科の教師となった私が、農文協の「地域形成の原理」という本の中に登場した農家を取材に出かけ、のちに米屋に転身する人生の契機となったのが、郡山市石筵(いしむしろ)地区の後藤さん、橋本さん、安田さんの生きざまとの出会いでした。
スペースマーク 蜂屋柿づくりが生きがい
今年もがんばって蜂屋柿を干しました。新日本婦人の会のいつものメンバーが皮むきの作業をしてくれました。5年以上続けているので、むずかしい皮むきもとても上手です。堂上蜂屋柿の上等ものを作るには、皮むきも大事な作業です。
スペースマーク 本の紹介/小西雅子 編著 地球温暖化の目撃者
11月末から、南アフリカのダーバンでCOP17(気候変動枠組み条約第17回締約国会議)が始まりました。COP17を前に、WMO(世界気象機関)が「温室効果ガスの濃度が加速度的に上昇しており、このままでは破局的シナリオに向かっている」というリポートを出すなど、気候変動の深刻さを突きつける報告が国際機関から相次いで発表されています。
スペースマーク 正しい情報を提供するメディアとして発展を
埼玉県生協連は、野田首相がTPP(環太平洋連携協定)交渉に参加方針を表明したことに対し、「極めて残念」とする談話を発表しました。県消団連としては、菅前首相が昨年10月に突如、TPPへの参加方針を表明した直後にも、「反対」の声明を出しました。
スペースマーク アメリカ産小麦から国産小麦に替わった
「たいへんおいしかった。埼玉の学校給食の取り組みは、大切でユニークなもの」「国産小麦を奨励したい。補助金を減らすようなことはしない」―これは2003年5月、国会で日本共産党の吉川春子参院議員(当時)の質問に、大蔵大臣が答弁したものです。
スペースマーク 旬の味
袋づめにされ、出荷を待つばかりに仕上がった米に、“待った”がかかった。原発から50キロ余りも離れた福島県伊達市の霊山町での惨状だ

2011年12月5日(第1000号)

スペースマーク 祝 新聞「農民」1000号
新聞「農民」が1000号を迎えました。1985年5月1日に「農民運動全国懇ニュース」として創刊され、1986年に「全国農民新聞」、1989年に「農民連新聞」、1993年に新聞「農民」と、名称を組織の発展にふさわしく改称しながら今日にいたっています。
スペースマーク 韓国国会が大混乱 強行採決根本敬さんが善戦・健闘放射能測定機器導入ご協力ください
米韓FTA(自由貿易協定)の来年1月1日発効をアメリカに約束していたイ・ミョンバク政権に対し、「国会は批准するな!」と農民や市民による連日の激しい抗議行動が続くなか、韓国の国会は11月22日、与党・ハンナラ党の“奇襲作戦”によって、米韓FTAを強行採決しました。
スペースマーク “オール青森”でTPP阻止しっかり学び たたかいさらに
「食と農を守る青森の会」(青森食健連)は、野田首相が事実上のTPP交渉参加を表明した11月11日、青森県庁近くの青い森公園で緊急の昼休み集会を開き、約130人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
冬の田のつづき冬の田ひだる
スペースマーク 新たな改憲の動きに 今こそ「九条の会」の出番
「九条の会」全国交流会が11月19日、東京・日本教育会館で開かれ、北海道から沖縄まで約750人が参加し、草の根の活動を交流しました。これには、「農林水産九条の会」のメンバーも参加しました。
スペースマーク 2012年版 「税金の手引き」「記帳簿」活用を
2012年版の「税金の手引き」と「記帳簿」ができあがりました。税金をめぐる情勢の分析を充実し、税制「改正」と災害対応を大幅に補強した点が大きな特長です。
スペースマーク 表示をわかりやすく 消費者の権利の確保を
NPO法人日本消費者連盟などは11月11日、都内で公開シンポジウム「消費者が考える食品表示の一元化」を開きました。
スペースマーク 今こそ顔の見える 安全・安心な農産物を (1/3)(2/3)(3/3)
「復興支援、日本列島3000キロから元気な産直農産物が大集合!」―農民連ふるさとネットワーク、農民連、日本販売農業協同組合連合会(日販連)が実行委員会をつくり、「ふるさと産直みほん市2011」が11月22日、東京・流通センターで開かれ、来場者・出展者合わせて700人余りが参加しました。農水省と東京都、大田区と被災地3県(岩手・宮城・福島)が「後援」、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)など5団体が「協賛」しました。
スペースマーク 放射能汚染と食べ物 いま何が必要なのか
見本市では、「放射能汚染と食べ物 いま何が必要か」をテーマに、日本大学准教授の野口邦和さんを講師に招き、特別セミナーを開催。消費者や学校栄養士、業者など会場いっぱいの80人を超える参加者が、熱心に耳を傾けました。
スペースマーク ここに農民連があったら…
1000号おめでとうございます。継続は力なりです。
スペースマーク 農民連推薦の根本健美さん初当選
埼玉県春日部市農業委員選挙が11月13日告示され、農民連推薦で立候補した根本健美(たけはる)さん(64)が無投票で初当選しました。
スペースマーク 福岡で「さよなら原発集会」雨降る畑で「ゆめ農場」卒業式
秋晴れの広がる11月13日、福岡市の舞鶴公園に「原発反対!」の一点で集った人は1万5000人! 会場は、それぞれの思いを工夫を凝らしたプラカードやのぼり、着ぐるみなどに込めて集まった人たちで埋めつくされました。
スペースマーク 今こそ私たちの手で 自然エネルギー作ろう
小水力発電の推進に向けた「全国小水力発電サミットin黒部」が、11月19、20日の両日、富山県黒部市で開催されました。2回目となる同サミットには、震災後の自然エネルギーへの関心の高まりを反映して、自治体関係者や事業者など全国から670人が参加し、熱心な討論や交流が繰り広げられました。
スペースマーク 売電収入を農業用水の施設管理費に充当
示野発電所は、1994年、すでに設置されていた取水施設を活用して小水力発電を行う検討が始まり、設計と並行して関係省庁との協議や、水利権の許可申請、土地改良区の理事会・総代会議決などの手順を経て、1997年、「県営かんがい排水事業庄川地区」の事業の一環として建設を開始。1999年から運転を開始しました。
スペースマーク 旬の味
笑顔が農民からも消費者からも消えた。今年産の米が初めて出荷停止になった。国の基準値を超える放射性セシウムが、福島市大波地区の田んぼでとれた米から検出されたのだ
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