米韓FTA韓国国会が大混乱 強行採決“批准無効” 農民・市民が激しく抗議
米韓FTA(自由貿易協定)の来年1月1日発効をアメリカに約束していたイ・ミョンバク政権に対し、「国会は批准するな!」と農民や市民による連日の激しい抗議行動が続くなか、韓国の国会は11月22日、与党・ハンナラ党の“奇襲作戦”によって、米韓FTAを強行採決しました。 その奇襲ぶりは、本会議場の出入り口を完全に閉鎖して野党議員やマスコミを閉め出し、テレビの国会中継も打ち切るというきわめて異常なもの。野党・民主労働党の議員が催涙剤を散布するなど大混乱に陥りましたが、FTA批准案と関連法案の採決はわずか8分で終了しました。 これに対して、野党は「議会によるクーデターであり、批准は無効だ」と厳しく批判。今後、すべての国会審議を拒否し、徹底抗戦の構えです。 また強行採決に抗議する韓国農民会総聯盟(KPL)や韓国女性農民会(KWPA)など、農民や市民1万人がソウル中心部に集まり、「イ・ミョンバク政権は退陣しろ!」「批准は無効だ!」と訴えました。
福島県議選(二本松市区)根本敬さんが善戦・健闘福島県議会議員選挙が11月20日に投開票され、二本松市区から立候補していた農民連副会長で福島県連事務局長の根本敬さんは6082票を獲得しました。善戦健闘しましたが、いま一歩及びませんでした。
全国からの励まし本当にありがとう根本さんが選挙に出ることを知った時、その興奮とうれしさに涙をこらえることができませんでした。選挙が告示されてからは、連日応援に駆けつけてくれる全国の農民連のみなさんが励ましとなり、おおいにたたかい抜くことができました。「原発ゼロ、TPP許すな、放射能から子どもをまもり安心して住める福島を取り戻そう」という私たちの思いは、選挙戦を通じて多くの人たちの共通の思いであることも感じることができました。 たたかいは続きます。美しい福島を取り戻すまで、私たちの願いを勝ち取るまでともにたたかいましょう。 本当にありがとうございました。 (福島県農民連会長 亀田俊英)
(新聞「農民」2011.12.5付)
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[2011年12月]
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