2021年7月
■2021年7月26日(第1466号)
- 米危機打開へ
- 農民連は、昨年来、米危機打開(市場隔離とミニマムアクセス米輸入中止・削減)に向け、全国で食健連の仲間などとともに、農協や自治体への要請にも旺盛に取り組んできました。
- 反貧困ネットが院内集会
- 反貧困ネットワークは7月12日、国会内で「新型コロナ災害緊急アクション『コロナと貧困に殺される』活動報告集会」を開催しました。
- 農のこころ
- 農に生り農に育ちて麦藁帽
- 農業の明日を考える懇談会
- 「消費者の食べものを見つめることで、農家の米つくり、野菜つくりの励みにつなげよう」――千葉県の東金農民連準備会は6月26日、東金市で「農業の明日を考える懇談会」を千葉県農民連との共催で開き、地元の農家、消費者や青年など36人が参加しました。
- 中企庁は業者を守れ『不備ループ』やめろ!
- 全国商工団体連合会(全商連)は7月14日、東京・霞ケ関の経済産業省前で、一時支援金申請の「不備」解消を求めて「経産省『官僚』の給付金詐取糾弾! 中小企業庁は業者を救え! 『不備ループ』やめろ! 抗議行動」を行いました。
- 各地でGMナタネを検出
- 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンは7月10日、2021年遺伝子組み換えナタネ自生調査報告会を都内の会場とオンラインで結んで行いました。
- 農民連第2回アグロエコロジー推進委員会
- 農民連第2回アグロエコロジー推進委員会が7月14日、オンラインで開かれ、近畿大学の池上甲一名誉教授が学習会の講師を務めました。
- 女性のためのなんでも相談会
- コロナ禍による影響で、生活が困窮するなどの困難に直面する女性がますます増えています。こうした女性たちを支援しようと7月10、11の両日、東京・台東区で「女性のための生活、仕事、子育て、なんでも相談会」が開催され、2日間で120件を超える女性たちが相談に足を運びました。
- 北海道では干ばつ 痩せたニンジン/イラスト
- 本州や四国、九州では豪雨災害が深刻です。
- 旬の味
- みかんの花が終わり、小さな実になり、摘果作業が始まって太陽に向かっての作業は暑いが、ここで手を抜いたら秋の収穫時に痛い目にあうことになる。手抜きはできない
■2021年7月19日(第1465号)
- 農民連はメリットだらけ/2021年農民連全国研究交流集会
- 農民連の全国代表者会議(6月17日)で、大阪農民連・阪南支部協議会の橘大三郎さん(57)が農民連との出会いと加入後の活動について発言し、大きな共感を呼びました。改めて橘さんに農民連の活動への思いを書いてもらいました。
- 豚熱(旧称豚コレラ)ワクチン
- 群馬県の6月議会で、豚熱の予防的ワクチン料に関する県条例の改正案が可決されました。これまで1頭当たり340円だった生産者負担が、6月28日の接種分から、場合によっては10円で済むという画期的なものです。
- 市民と野党の共闘で重要な成果 五輪反対の民意示した
- 新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中で、農家の経営と暮らしも、重大な危機に直面しています。しかし、菅政権は、「安全、安心のオリンピックに全力を尽くす」の一点張りで開催を強行しようとしています。国民の命と引き換えにオリンピックを開催することは許されません。
- 北海道食といのちの会 設立記念講演会開く
- 北海道農民連も参加し5月に設立した「北海道食といのちの会」は、7月1日に会場参加とユーチューブ視聴を併用し、民間稲作研究所アドバイザーの印鑰(いんやく)智哉氏、元農水大臣の山田正彦氏による設立記念講演会を札幌市内で行いました。
- オンラインでの養成講座始まる
- 農民連本部税金対策部は7月7日、「2022年春の大運動に向けた税金対策部員リモート養成講座」の第1回を、初めての試みとなるオンラインで開催しました。全国各地、約50カ所から参加がありました。
- 農家が得する税金コーナー(117)
- 心身に加えられた損害に基因して、心身に損害を被った本人またはその親族が受け取る給与または収益の補償、保険金や慰謝料、相当の見舞金は非課税です。
- 本の紹介/栗岡理子著(緑風出版)プラスチックごみ問題入門−安心して暮らせる未来のために−
- 夕食用のサンマの腹からプラスチック、ウミガメの鼻に突き刺さったプラスチック・ストローを抜く痛々しい光景…。
- 農のこころ
- 誰(た)が来たれ青田勢う里となる
- 田んぼアート/ジヤンボニンニク 玉ネギくらいの大きさに
- 山口県岩国市で毎年、田んぼアートに一緒に取り組んでいる地域の小学校の子どもたちが6月14日にやって来て、元気に田植えをしました。
- アグロエコロジーと食と農の現在・未来(7)
- アグロエコロジーと有機農業とは違うものでしょうか? 現在はこの2つを分ける必要はなくなりましたが、両者が異なる歴史的背景から生み出された経緯は押さえておく方がいいでしょう。
- 旬の味
- 今、ヨーロッパが熱い。サッカーの欧州王者を決める大会が11カ国の分散開催でコロナ禍の中、行われました
■2021年7月12日(第1464号)
- 村独自で多彩に手厚く担い手と家族農業を支援
- 長野県南部の中川村は人口約4800人の中山間地の農村です。果樹栽培が盛んで、りんご・梨、ぶどう、桃、梅、柿などいろいろな果物が栽培されています。
- 原発事故は最大・最悪の公害
- 「なくせ公害、守ろう地球環境」をスローガンに、公害被害者や公害裁判の弁護団、支援団体や市民などで毎年6月にとりくまれている「公害被害者総行動」が、今年も6月29、30の両日に行われ、小泉進次郎環境大臣のほか、内閣官房、経産省、環境省、原子力規制庁に要請しました。
- 原発のない持続可能な社会を
- 「原発ゼロあだたらの会」設立学習会が6月27日、福島県二本松市の岳下住民センターで開催され、61人が参加しました。なぜ、原発をゼロにしなければならないのか、原発推進がいかに持続可能な社会と逆行しているのかについて学習を深め、また、福島第一原発事故の汚染水海洋放出決定で苦悩する漁民の思いが報告されました。
- 消費税減税が一番のコロナ禍支援
- 消費税廃止各界連絡会は6月24日、東京・新宿駅西口で宣伝を行いました。7団体22人が参加し、消費税5%への減税を求める署名27人分が集まりました。
- 農のこころ
- むぎあきの芒茫々と疫の時
- インボイス導入はやめよ
- 2023年10月に消費税のインボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入が予定されています。6月21日付の新聞「農民」で紹介したように、農業をはじめ多くの分野で悪影響を及ぼしかねません。
- 本の紹介/『国連「小農宣言」「家族農業10年」に学ぶ』〜農と食から新しい社会をつくる〜
- 「たねと食とひと@フォーラム」が2020年10月17日、11月7日、12月12日の3回にわたり開催したオンライン連続講座『国連「小農宣言」「家族農業の10年」に学ぶ〜農と食から新しい社会をつくる〜』の報告書ができました。
- 大和郡山市に朝市がオープン
- 私の住んでいる奈良県大和郡山市の集落、片桐地区には、周辺の一部に宅地造成された新興住宅はありますが、おおよそ600メートル程度の間隔で他集落が点在する農空間の広がった農村地区にあります。
- 手記/新型コロナ感染とたたかって/イラスト
- 5月24日に北海道留萌市役所でクラスターが発生したとの報告を受け、体調がすぐれないこともあり、市販の抗原検査キットで検査すると陽性の疑いとの結果がでました。すぐに保健所に連絡し、26日にPCR検査で陽性との連絡があり、新型コロナに感染しました。27日に留萌市立病院で検査し、肺炎の影があり、即入院しました。
- 旬の味
- 家族農業と子育て。息子が1歳の時、生活の基盤とすべく農業を始めた。それまでの5年間に主人は農業法人に就職して経験を積んだ。独立して1年目は50メートルのハウス2棟で、翌年は新しい3棟のハウスも加わり計5棟で果菜類を作った
■2021年7月5日(第1463号)
- 総選挙で食料・農業政策の転換を
- 2020年産米価が1500〜3000円も暴落しているにもかかわらず、作柄が良かった北海道・岩手・秋田・山形・新潟・富山・石川・滋賀などでナラシ(収入減少影響緩和交付金)補てんがゼロという事態になっています。
- 新潟 軽トラパレード
- 新潟県農民連では、米問題を総選挙の一大争点にし、農政転換を市民へ訴えようと、新潟市内で軽トラックパレードを開催しました。
- 米価下落対策求める請願
- 千葉県の東総地域は、干潟八万石などで知られる県内有数の穀倉地帯と早場米で知られています。4月に植えられた苗は、順調に生育し、幼穂形成期を迎え、豊作を期待しながら農作業に励んでいます。
- 世界は再エネ中心社会へ
- 原発をなくす全国連絡会は6月22日、東京都内で連続学習会を行いました。元日本環境学会会長で和歌山大学客員教授の和田武さんが、「世界のエネルギー転換の最新動向と日本の課題〜カーボンニュートラルに向けたエネルギー利用を考える〜」と題して講演を行いオンライン中心に約40人が参加しました、
- 「オリ・パラ」は中止しコロナ対策に全力尽くせ
- 農民連は6月17日に行われた全国代表者会議で、「東京オリンピック・パラリンピックを中止し、コロナ対策に全力をつくすことを要求する」との特別決議を採択しました。
- 総選挙で政権交代を
- 総がかり行動実行委員会は6月19日、「いのちと暮らしと人権守れ!オリンピックよりコロナ対策を!自民党改憲4項目反対!菅自公政権退陣! 国会議員会館前行動」を行い、350人が参加しました。
- 農のこころ
- 隠田(おんでん)といい伝えきて今青田
- 食品表示求める院内集会
- 「食品表示について市民の声を聞く院内+オンライン集会―ゲノム編集食品・遺伝子組み換え食品・無添加・原料原産地の表示―」が6月15日、参議院議員会館で開かれました。主催は、食の安全・安心を創る議員連盟(会長・篠原孝衆院議員)。農民連も協賛団体に名を連ねました。
- 農家が得する税金コーナー(116)
- 農民連の「税金対策3つの柱」と「農民連の自主申告運動の原則」(『税金対策の手引き』10ページ)を再確認し、確信を持てる出来事がありました。
- 小麦の収穫始まる
- 千葉県農民連の麦・大豆畑トラストの生産者、寺本幸一さん(匝瑳=そうさ市)の畑で、6月16日、小麦の収穫が行われました。
- アグロエコロジーと食と農の現在・未来(6)
- 世界でアグロエコロジー運動がいかに広がってきたかを前回見てきました。
- 旬の味
- 超がつくほどインドア派のアラフォーママが、新聞「農民」のコラムを執筆する日が来るなんて、人生何があるかわからないなと思う今日この頃
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