田んぼアート地域の小学校児童たち
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“田んぼの先生”の指導に従って手植えする5・6年生たち |
昨年は新型コロナの影響で子どもたちによる田植えができず、今年初めてという子も。文字とデザインは毎年子どもたちが決めるのが恒例で、今年は、「2021」「元気」「牛の顔の絵」に決まりました。
最初は「どうするん?次はどうするん?」と、田植えがなかなか進みません。しかし徐々に慣れてきて、田んぼに入ったときのヌルヌルした感じも、「気持ち悪い」から「気持ちいい」に変化します。なんとか予定通りの作業が終わりました。午後からは残ったところを私が機械で植えました。
野菜づくりも楽しみながら、いろいろ挑戦中。インターネットで調べて、たくさん質問してきます。そんな時は土や人の身体の中の菌の話もしながら、「みんな必要があって存在している。草や虫を敵にしない農業も大切だね」と話すと、みんなミミズを探して自分の畑に入れていました。
そんなこんなで、週2〜3回は学校に呼び出されて、農業の先生として授業に参加しています。
掘り出したニンニク |
専門の大量作付けの農家は収穫も機械ですが、私のようなスコップでの掘り出しは大変です。
南国・九州の人からもらったジャンボニンニクの生は一度作るのをやめましたが、黒ニンニクにしたらおいしかったので残り一つを植えました。
サビも付かず立派に育ち、Mサイズ玉ねぎよりも大きくなりました。朝市でもニンニク談議があり、こだわりの病気にならない「福地ホワイト六片」という大粒ニンニクを栽培している人が自慢の成果を披露していて、私にも種子を分けてくれることになりました。
ニンニクは水が嫌い、日陰干しだよ! 並んでいるものはつい洗ってしまいましたが、残りは洗わずに作業進行中です。
[2021年7月]
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