旬の味
今、ヨーロッパが熱い。サッカーの欧州王者を決める大会が11カ国の分散開催でコロナ禍の中、行われました▼各国サポーターが試合の流れに一喜一憂する姿をみて、「サッカーは素晴らしいな、早くコロナ禍から抜け出したい!」と思うのですが、実際現地では、コロナのクラスターが起きており、日本も対岸の火事ではないなと、複雑な気持ちです▼東京五輪で似たようなことが起ったときに対応できるのか、病床数は足りているのか、他の病気で通っている患者さんへの対応ができるのか、非常に心配です▼安倍前首相が「五輪開催中止表明をしている人たちは反日的である」と言ったことが報道されました。病気になっても五輪に強制参加、万歳、日の丸。戦前から日本の首脳陣は何も変わっていないのでしょうか▼唯一の希望は、今の時代は自分の意見を言えること、誰もが選挙で1票を投じることができること。世間の波に押し流されてしまわないように声を上げ、その姿を自分の子ども世代に見せ続けたいですね。 (平)
(新聞「農民」2021.7.19付)
|
[2021年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2021, 農民運動全国連合会