オンラインでの
養成講座始まる
信頼を勝ち取り、
組織拡大・強化につなげよう
農民連本部税金対策部は7月7日、「2022年春の大運動に向けた税金対策部員リモート養成講座」の第1回を、初めての試みとなるオンラインで開催しました。全国各地、約50カ所から参加がありました。
初回は「所得税の確定申告の初歩を学ぶ」をテーマに、奈良県農民連の竹島茂直副会長が要求運動の基本と税対部員の心得を解説。「農家の愚痴や不満のつぶやきを、対話や学習を通じて『要求』へと昇華させる」「要求実現のために請負はダメ」など、要求運動のポイントを紹介しました。
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実際の申告例を示しながら運動の意義を話す竹島さん |
また竹島さんは「本講座では税金の知識を得るためのものではない。税金で仲間を増やすためのものだ」と強調。「まずは確定申告で実利を確保し信頼を勝ち取ることからスタート」「申告書作成の請負は、農家のためにもならないので絶対にしない」「個人情報は絶対に漏らさない」「少しわかってきたからと、慢心しない」など税対部員の心得を説明しました。
そして、「拡大につなげるためにまわりの農家に呼びかけ、『税金なんでも相談会』を開催しよう」と呼びかけました。
(新聞「農民」2021.7.19付)
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