旬の味
超がつくほどインドア派のアラフォーママが、新聞「農民」のコラムを執筆する日が来るなんて、人生何があるかわからないなと思う今日この頃▼学校給食は安全だと信じてきたのに、海外産小麦を使用した給食パンから発がん性のあるグリホサートが検出されたことを知り、居ても立っても居られませんでした▼「今治市では行政が品種選びから始めたらしい。でもそこから求めていても時間がもったいない。作ろう!」と仲間うちで決意したのが2019年冬。今年は例年より3週間も早い梅雨入りでヒヤヒヤしましたが、5月の終わりに黄金色の小麦を収穫することができました▼思い付きと言ってもいい小麦づくりプロジェクトに、農民連始め多くの方々が賛同し、協力してくれました。たくさんの取材も受け、「和歌山は小麦栽培に向かない」というレッテルを返上できたかなと思っています▼子どもたちに給食で食べてもらい、地産地消のよさ、有機栽培のよさを伝え、将来の夢に「農家」が入ることも夢見ています。 (澄)
(新聞「農民」2021.7.5付)
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[2021年7月]
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