農のこころ丸山美沙夫
農に生り農に育ちて麦藁帽 櫻井つよし 俳誌『俳句人』から。強い夏日を避けるため夏帽子を被る。その懐かしいものに麦藁帽がある。軽くて風通し良く、農作業には大変便利であった。戦後を育った昭和子供や少年は、この麦藁帽をよく被った。深い思い出となっている。農家に生まれ農を継ぎ、今も農に携わる。どこで手に入れたか、被って農に出る逞しい農魂。
(新聞「農民」2021.7.26付)
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[2021年7月]
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