2016年9月
■2016年9月26日(第1231号)
- 長雨に続く台風連続被害/北海道・岩手の台風・長雨被害救援募金のお願い
- 6月からの長雨と、1週間に3つの台風が立て続けに上陸し、さらに台風10号で甚大な被害に直面している北海道。農業被害面積が1万2000ヘクタールを超えています。
- お米・野菜・果物を被災者へ
- 農民連九州ブロックの女性部は9月9日を震災支援統一行動日と位置づけ、支援物資の配布と「熊本地震被災者1万人対話・訪問行動」を行いました。
- ギョギョギョ!ウジ虫・ハエの卵・ネズミの毛・カビ
- レーズンに混入するハエの卵、8オンス(227グラム)あたり35個未満ならOK、マカロニに混入するネズミの毛、225グラムあたり4・5本未満ならOK、トマト缶詰に混入するウジ虫、500グラムあたり2匹未満ならOK……。
- 小林節夫さんを偲しのんで
- 小林節夫・農民連元代表常任委員が8月22日に90年の生涯を閉じました。昨年11月に長野県佐久の自宅でお会いし、再訪を固く約束していたのに、約束を果たさないままお別れすることに慙愧(ざんき)の念が募ります。
- 農のこころ
- 農に生き卒寿迎へり稲の秋
- 障がい者福祉と農業
- 地域農業の担い手確保が課題となる中、障がい者のための福祉事業と農業をドッキングさせた農福連携事業が注目されています。
- 地域の宝
次郎柿を守り、伝えたい
- 生産者の高齢化と価格低迷に押され、次々と切り倒される地域特産の次郎柿を、なんとかして残したいと奮闘している農家のお母さんが、愛知県豊橋市にいます。地域の柿農家4軒でつくった株式会社「石巻柿工房」代表取締役の原田愛子さんです。石巻柿工房の主力商品「柿あん」は、農林水産物の加工品の出来栄えを競う「優良ふるさと食品中央コンクール」でも、最高賞の農林水産大臣賞を受賞。豊橋農民組合の会員でもある原田さんを訪ねました。
- なんでも話せるから女性部活動は楽しい/農と食だけじゃない…/夏野菜の王さまに感謝
- 岡山県農民連の女性部「はなみずきの会」は、2013年の再建以来、活発に活動しています。
- 農業所得が赤字でも申告しないと大損する
- 農業所得が赤字の場合、申告しなければ大損することがありますので要注意です。申告しないことによって、住民税や国保税・介護保険料、後期高齢者医療保険料などが跳ね上がることになりかねません。
- この人
- 就農2年目の菅原康浩さん(19)。山形県鶴岡市で8ヘクタールの水田を耕作しています。2015年の3月、田植えの準備をしていた父親が急に倒れ、農業大学に通い始めたばかりの菅原さんは実家に戻りました。
- つぶせTPP
やめろ戦争法
- 秋田県米価対策共闘会議(議長・鈴木万喜夫県農民連委員長)は9月6日、「つぶせTPP、やめろ戦争法! だまっていられない怒りの秋田県農民集会」を秋田市で開き、60人余りの農民、市民が集まりました。
- 6年ぶり
“浜通り圃(ほ)場交流会”
- 福島県浜通り地方は、東日本大震災後、津波と原発事故によって、震災以前とは違ったものづくりの環境となっています。そのようななかでも農家は、担い手を育てながらおいしい農産物を作り、その安全性を証明する努力を続けています。
- すばらしいマメの魅力/もっと食べてもらうよう啓発・PR活動に努力
- 今年は国連総会で制定された「国際マメ年」です。各国の関係機関や業界が協力して、豆類の生産・消費の普及啓発を図り、多くの人々に豆類の素晴らしさを知ってもらうことが目的です。日本でも、生産と消費の広がりを期待して、豆にまつわるさまざまな取り組みや啓発活動が行われています。
- 青森みて よく学び 楽しんだ
- 9月3日、稲刈り前の束の間、岩手県女性部恒例の「バスツアー」を行い、23人が参加しました。今年のツアーのテーマは「青森を見て学んで楽しもう!」。
- 旬の味
- 「山は青く水は清き」。なんと清廉な響きだろうか。永眠された小林節夫さんのエッセー集である。農民連の生みの親であり、怒りの炎をかざして長年にわたり農民運動の先頭に立って奮闘してきた小林さん
■2016年9月19日(第1230号)
- 遅々とすすまぬ農業の復興/ひきつづき支援活動への協力を
- 4月14日、16日と、連続して震度7の大地震に見舞われた熊本県。死者50人、負傷者2355人、建物被害15万6941棟、農業にも甚大な被害をもたらした熊本地震から5カ月が経過した今、被災地の現状や復興の道のりはどうなっているのか。全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)は9月2、3の両日、被災地視察を行い、農民連からは吉川利明事務局長が参加しました。
- 福島切り捨てを許さない/放射能汚染で飼料変更 飼育牛の死亡多発
- 「安倍政権・東電の福島切り捨てを許さない!」――福島県農民連は9月7日、首相官邸前での抗議行動と、政府・東京電力との交渉を行い、県内各地から上京した会員など約100人が参加しました。
- 農協幹部らと交流を強め 農民仲間とも対話広げよう
- 8月23、24の両日、愛知、静岡、岐阜、三重の各県で構成する農民連東海ブロックの活動交流集会が三重県北勢地域、菰野町の鈴鹿国定公園国民宿舎・湯の山ロッジで、農民連本部から真嶋良孝副会長を招いて開催され、4県連から23人が参加しました。
- 農のこころ
- 田めぐりの勤め終えたる落し水
- 「DARK法」(遺伝子組み換え食品「非表示」法)が米国で成立/日本の表示制度も危うく さらに厳格な表示求めよう
- アメリカのオバマ大統領は7月29日、遺伝子組み換え(GM)食品の表示を人々から遠ざける「DARK(ダーク)法」(GMO「非表示」法)に署名し、連邦法として成立しました。
- すべてのGM食品に表示を求める署名
- 「すべての遺伝子組み換え食品に表示を求める署名」提出院内報告会が10月月7日(金)12時から午後2時まで、衆議院第2議員会館第1会議室で開かれます。参加無料。
- (続)そうだったのか!TPP・24のギモン
- 「TPPテキスト分析チーム」は、リーフレットに続いて、学習会などで寄せられている質問や、政府のQ&Aに反論する内容も含めて、Q&A形式でパンフレット『続・そうだったのか!TPP・24のギモン』を発行しました。
- 農地の上で太陽光発電して日本の農家を豊かにしよう
- 耕作農地の上に太陽光パネルを設置し、発電する「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」を、農村と農家経営の再生につなげようという「ソーラーシェアリングサミット2016イン上田 農とエネルギーの共存共栄」が9月3日、長野県上田市で開かれました。
- 早場米の稲刈り終了!
- 稲刈りが終わりました。
- 旬の味
- 8月も終わり、あっという間に9月。「早いなあ、年のせいかな?」。私のつぶやきに「大丈夫だよ、僕たちも早いと思う。ボケじゃないよ」。私を励ます子どもたちの笑顔がかわいい
■2016年9月12日(第1229号)
- ひどい「食品異物混入基準」TPPで押し付けられる/ウジ虫入り食品なんて絶対にイヤ
- レーズンに混入するハエの卵、8オンス(227グラム)あたり35個未満ならOK、マカロニに混入するネズミの毛、225グラムあたり4・5本未満ならOK、トマト缶詰に混入するウジ虫、500グラムあたり2匹未満ならOK、サクランボジャム、カビ30%未満ならOK……。
- 築地市場の豊洲移転延期を決定
- 東京都の小池百合子知事が、11月7日に予定していた東京・築地市場(中央区)の豊洲(江東区)への移転延期を決めました。
- 農のこころ
- 限界集落暁けに気丈の草刈機
- 米屋と生産者をつなぐ交流会/生き残れる道求め
- 農民連ふるさとネットワークは8月28日、米屋さんと生産者をつなぐ交流会を大阪市で開催し、生産者と米業者あわせて約100人が参加しました。
- 温暖化の情報提供するウェブサイトが発足
- 台風が1週間に3つも上陸し、東北地方や北海道にまで大被害をもたらすなど、地球温暖化の悪影響が日を追うごとに深刻化するいま、温暖化を止める「緩和策」と並んで、温暖化の悪影響をいかに軽減するかという「適応策」の重要性が高まっています。
- 地域の話題あれこれ
- 今年は北海道に台風が1週間に3個も上陸し、オホーツク海に抜けました。川が氾濫(はんらん)し、田畑が浸水し、大きな被害が出ています。
- 『毛野国プロジェクト いのちのわっか』
- 多発性骨髄腫との闘病で、13カ月の入院治療を終えた群馬農民連会長の木村一彦さん(高崎市=米、麦農家)は、退院に際して、命と平和が何より大切と「毛野国(けのくに)プロジェクト いのちのわっか」を立ち上げました。
- 旬の味
- 季節の移り変わりを、気候や気温、虫の鳴き声で感じるようになりました。農業を始めて10年。最近は、農作業にも余裕を持てるようになり、近隣農家の作業の進み具合や、農作業の専門的会話にも十分に答えられるようになりました
■2016年9月5日(第1228号)
- 米屋さんと生産者をつなぐ交流会 東京
- 農民連ふるさとネットワークは8月21日、東京都文京区の文京区民センターで、「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」(東京会場)を開き、米屋さん、卸売業者、生産者・産直組織などから110人余りが参加しました。
- 小林 節夫さんが死去
- 元農民連代表常任委員の小林節夫さんが、8月22日午後5時38分、急性肺炎のため90歳で永眠しました。
- TPP止めよう全国キックオフ集会/戦争法廃止・安倍改憲反対 国づくりは平和的に
- 全国食健連などの市民団体や生協の代表、農業・医療関係者ら20氏が呼びかけた「TPPを批准させない! 全国共同行動キックオフ集会」が8月20日、東京・お茶の水の明治大学で開かれ、会場いっぱいの約300人が参加しました。この行動には、集会までに全国184の団体から賛同が寄せられています。
- 小林節夫元農民連代表常任委員への白石淳一会長の弔辞
- 小林節夫さん、昨年11月に小林さん宅にお邪魔し近況を語りあいましたが、その折はお元気でまたお会いする機会を楽しみにしていました。まだまだ長生きしていただき農民運動へのご指導もいただきたいと思っていただけに残念でなりません。
- 農のこころ
- 九条の混沌稲穂手に重き
- 沿岸漁業の未来づくりフォーラム
- 全国各地で水産資源が減少し、漁民の経営が深刻になっている中で、沿岸漁民が中心になって現状を打破しようと、全国沿岸漁民連絡協議会準備会(全国漁民連)と21世紀の水産を考える会は、8月20日、東京・築地市場で沿岸漁業の未来づくりフォーラム「沿岸漁民が訴える現行漁業政策・制度の問題点」を開催し、会場いっぱいの約70人が参加しました。
- アベノミクス「農業・農協改革」・TPPとどうたたかうか
- 全国研究交流集会全体会(8月4日)での愛媛大学アカデミックアドバイザーで愛媛県食健連会長の村田武さんの講演の要旨を紹介します。
- 戦争法廃止! 憲法を守り平和な未来を子どもたちに/農村のお母さん交流会
- 女性参政権行使70年、憲法公布70年の節目の年となった今年、第62回日本母親大会が、8月20、21の両日、石川県金沢市と福井県福井市で初めて開催され、全国からのべ9300人が参加しました。
- 旬の味
- 第62回日本母親大会(石川・福井)に、大阪からバス3台で参加しました。1日目の問題別集会「食・農業・TPP」ではパネリストに漁業協同組合、JA県中央会、生活協同組合が日頃の活動を報告され、「母親大会で協同組合が一堂に」ということにうれしくなりました
|