つぶせTPP
やめろ戦争法
秋田県農民集会
怒りのトラクター・軽トラデモ
秋田県米価対策共闘会議(議長・鈴木万喜夫県農民連委員長)は9月6日、「つぶせTPP、やめろ戦争法! だまっていられない怒りの秋田県農民集会」を秋田市で開き、60人余りの農民、市民が集まりました。
「TPPも戦争法も息の根を止めるまでたたかい続ける。米国と日本の大企業の利益優先の日本農業潰しを見過ごすわけにはいかない」。鈴木議長のあいさつも気合が入りました。
来賓として出席した、共産党県会議員、県労連、県農協労、民商の皆さんからも、それぞれ気迫のあいさつがありました。秋田県農協中央会の木村一男会長が連帯と運動強化を訴える「激励メッセージ」を寄せました。
「だまっていられない怒りの発言」に、地域代表の3人の農家がたち、「豊作といわれる中で、それを喜べない秋になる」「もはや命がけのたたかいになる」など、それぞれに気迫の訴えをしました。
集会の最後に「3分の2の議席を背景に、憲法と平和を破壊する動きを強める安倍政権、秋の国会でTPP批准を強行しようとしている。食料主権を守るため、平和と暮らし、農民要求の実現のために安倍暴走政治と全力で闘う」との特別決議を採択しました。
集会後のデモ行進は、トラクター3台、軽トラ10台を連ねました。「今日の天候のような逆風が吹いても、私たちは進む」そんな感じのデモ行進となりました。
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秋田市内をトラクター、軽トラでパレード |
集会後は、秋田県、県農業会議、県農協中央会などに「戦争法(安保法制)廃止」「TPP批准阻止」を主とした要望書を届け、懇談しました。どの要望先でも、協力と共同を強める真剣な話し合いがなされました。
(秋田県農民連 猪股義補)
(新聞「農民」2016.9.26付)
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