農のこころ丸山美沙夫
田めぐりの勤め終えたる落し水 美沙夫 稲の出穂がそろい色づきはじめる頃、収穫に備えて「落し水」を行う。田を早く乾燥させ、刈り取りを効率的にするためである。春から日課のように田めぐりをして水の管理をしてきた。この排水も天候や平地・山間地によって変わってくる。このまま無事に収穫を迎えたいものだ。畦を切って落す田水が夕陽に煌めく。
(新聞「農民」2016.9.19付)
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[2016年9月]
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