2018年9月
■2018年9月24日（第1328号）
  沖縄の平和と農業を守ろう
- 翁長雄志知事の急逝にともない、9月30日投開票で行われる沖縄県知事選挙は、沖縄の未来を左右するとともに、日本の民主主義が問われる今年最大の政治決戦です。
- 沖縄の父・翁長さんを継ぐ 魅力的な玉城さん
- 沖縄県知事選挙で、沖縄出身アーティストの豊岡マッシー（TOYO）さん（二胡＆三線ミュージシャン）から、玉城デニー候補への期待のメッセージが寄せられていますので紹介します。
- 写真・詩・俳句・短歌コンクール
- 新聞「農民」は、農民連結成30周年を記念して、写真・詩・俳句・短歌コンクールを次の要領で募集します。
- 目標500人達成！今は800人に挑戦中／安倍改憲阻止へ熱い決意
- 長野県栄村では3000万人署名を集め、集約する母体は「戦争反対・憲法守る栄村実行委員会」です。設立は2015年7月14日。会長は高橋彦芳氏（元村長）です。
- 変化する「害悪」
- 今年も、田植え期の低温、梅雨期の豪雨災害、台風被害、日照不足など、天候不順のなかでの米づくりでした。
- 農のこころ
- 陽の通ふ道に従う稲架の風
- 台風21号 西日本に甚大な農業被害
- 8月28日、南鳥島近海で発生した台風21号は、非常に強い勢力を保ったまま近畿地方を直撃・縦断し、死者9人という大きな被害を出しました。台風21号は強風などで各地の農業にも大きな被害をもたらしています。被災地からの報告です。
- 30周年に向けて要求に基づく仲間作りで飛躍を
（1/2）／（2/2）／イラスト
- 農民連は7〜8月の2カ月間、「新聞『農民』現勢回復・集中拡大月間」に取り組み、会員と読者拡大で奮闘してきました。その成果の上にたって、いま全国で、来年1月の「創立30周年・第23回定期大会」に向けて、会員と読者拡大で更なる飛躍を勝ち取ろうと奮闘を始めています。各地の取り組みを紹介します。
- 韓国でのGM（遺伝子組み換え）表示の実態は？
- 日本消費者連盟の纐纈（こうけつ）美千世事務局長は7月19日、韓国・ソウルで開催された遺伝子組み換え（GM）表示の国際シンポジウムに参加しました。24日に都内で開かれた報告会で「韓国で盛り上がる遺伝子組み換え表示改正運動」について報告しました。その大要を紹介します。
- 農家が得する税金コーナー（44）
- 昨年度の税制改正で、今年分から配偶者控除と配偶者特別控除が大きく変わりました。
- 本の紹介／菅野正寿・原田直樹 編著 農と土のある暮らしを次世代へ―原発事故からの農村の再生―
- 原発事故から7年。福島関連の報道はめっきり減りましたが、日本人にとって忘れることはできません。
- タネちゃん
- 4コマ漫画
- 米粉の麺（めん）を誕生させたのは…
- 22歳の時、名古屋で就職していましたが、当時74歳であった祖父から「離農を考えている」と相談を受けました。私も小学生の頃から手伝いをしていた「農業」について真剣に向き合うきっかけとなり、転職を決意しました。自然との営みを大切にしつつ、芸術的な職業であると感じたことを覚えています。
- ふるさと よもやま話
- 長野県の伊那谷に古くから伝わる幻の古代米、白毛もち米。由来を私なりに考えてみました。
- 旬の味
- この夏は、特に自然災害が多い夏でしたね。その中でも特に台風被害に着目したいと思います。幸い、自分のエリアでは深刻な被害はなく、工場や小屋の屋根が少し飛んだり、農道の木が倒れたりする程度で済みました
■2018年9月17日（第1327号）
- 台風21号 各地に農業被害／北海道 震度7 全域で停電／台風21号被害・北海道胆振東部地震被害救援募金
- 近畿地方から北陸、東北地方を襲った台風21号は強風などで各地の農業にも大きな被害を与えました。
- 玉城デニーさん なんとしても勝利を！
- 沖縄県知事選挙（9月13日告示、30日投票）で沖縄県出身の橋本秋子さん（東京都板橋区在住）から、「オール沖縄」の玉城デニー候補勝利への期待が寄せられていますので、紹介します。
- 米屋と生産者が手をつなぎ地域と生産を守る役割を
- 農民連ふるさとネットワークは9月2日、東京・文京区民センターで「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」を開き、生産者、米屋・米卸業者ら約120人が参加しました。
- 怒りの農民集会とデモ行進／シンポジウム「グローバリズムは私たちを幸せにするか！？」PART2
- 「大雨・洪水警報」が発令された秋田市で、秋田県米価対策共闘会議（議長・鈴木万喜夫県農民連委員長）は8月30日、「地域農業をつぶす『安倍官邸農政』ストップ！だまっていられない、怒りの秋田県農民集会」を70人の農民・市民を集めて開きました。
- 農のこころ
- 荒畑の集落覚ます蕎麦の花
- 全国からの災害支援、ありがとう
- わが家は愛媛県西予市明浜町で、ミカンを栽培しています。このたびの豪雨災害には、日本全国からのお見舞いや励ましをいただき、ありがとうございました。
- 青年農家と酒造りが地域を醸す
- 農民連青年部の夏の学習交流会が8月28、29の両日、埼玉県吉見町と加須市で行われました。
今年のテーマは「加須の米―若い農家と酒造りが地域を醸す」です。約30人が加須市の取り組みを通じ、地域活性化策を考えました。
- ふるさと よもやま話
- 私のふるさとは、北に赤城山、西に浅間山・榛名山、南に秩父連山、西に男体山と四方山（よもやま）を望む埼玉北部の児玉郡上里町です。
- 旬の味
- 赤茶色の山肌があちこちでむき出しになり、民家が土砂に飲み込まれた映像を見て、信じられない思いでした。遠く山陰地方に暮らす私には、北海道は広大な北の大地として、若いときからあこがれの地でした
■2018年9月10日（第1326号）
- 沖縄県知事選／玉城デニー氏出馬へ／平和で豊かな沖縄を必ず勝ちぬく！／新基地NO！平和で誇りある沖縄を全国の力を結集し勝利しよう
- 沖縄県の翁長雄志知事の急逝にともなう県知事選挙（9月13日告示、30日投票）で、玉城デニー衆院議員（自由党幹事長）は8月29日、那覇市内で記者会見し、辺野古新基地阻止の一点で結集した「オール沖縄」の候補者として、知事選への出馬を表明しました。玉城氏は「翁長雄志知事の遺志を引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する立場だ」と表明しました。
- 米屋さんと生産者をつなぐ交流会
- 農民連ふるさとネットワークは8月26日「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」を大阪市内で開催しました。生産者と、関西方面の米屋さん、米卸など合わせて約90人が参加し、交流しました。
- 農のこころ
- 開拓の村へ切り込む稲架の陣
- 「憲法改正」が教育を壊す
- 8月17日から3日間、長野市で「教育のつどい2018in長野」が開催されました。
- 家族農業―私はこう考える
- 6年間の農民連会長の任務を終えた主な理由は、難病のパーキンソン病を発症したことによるものだった。以来10数年余り、幸い症状もそれほど進行せず軽度の作業ができた。
- 農家の税金対策（14）
- 不動産所得または事業所得を青色で申告している人で、現金主義を選択していない人が、複式簿記で記帳し、貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付して期限内に申告する場合には、最高65万円を控除できます。不動産所得から先に控除します。不動産所得の金額または事業所得の黒字額の合計が65万円より少ない場合には、その合計額が限度です。
- 第64回日本母親大会in高知
- 自由民権運動、そして女性参政権運動の発祥の地でもある高知県で8月25、26の両日、第64回日本母親大会が高知市で開催されました。直前の台風上陸にも関わらず、全国からのべ8300人が参加しました。
- ふるさと よもやま話
- 久しぶりに私の在住する富山市の水橋地区に、激震とまでは言えないが、大型区画の圃場（ほじょう）整備事業が始まろうとしている。農家の方は特別大声もあげず、冷静に受け止めているようだ。
- 旬の味
- 和歌山県農民連では、全国農民連の『ブックレット』をもとに合宿研修を行い、シンポジウムに取り組むことになりました
■2018年9月3日（第1325号）
- 農作物への影響甚大
- 今年の北海道の気象は、春先は順調に推移し、小麦の開花も例年より早めとなりました。ところが、開花の終わった6月中旬以降は低温、長雨、日照不足が7月中旬まで続き、集中豪雨もありました。このかつて経験したことのない異常気象によって、農作物への甚大な影響が明らかになってきました。
- 金足農業高校（秋田）が準優勝
- 第100回全国高校野球選手権大会で、秋田県立金足（かなあし）農業高校は、秋田勢として103年ぶりに決勝に進み、準優勝を果たしました。
- どうなる今年の米価
- “市場任せ”をいっそう強める政府の米政策変更で、作柄などわずかな変化で米価が大きく変動する恐れが強まっています。端境期を迎えて需給の緩みと市場価格の下落が表面化しており、今年産の米価の動向が注目される下で、各地の農協などが農家支払いの概算金を示し始めました。
- 農業者は核に反対するべき
- 原水爆禁止2018年世界大会・広島にあわせて全農協労連が「平和を考える農協労働者のつどい」を開催しました。JA三次の元組合長で父親が被爆者の村上光雄さんが農業者としての平和や政治への思いを語りました。大要を紹介します。
- 農のこころ
- 芋の露ころりと青空ころがせり
- 分析センターだより
- 最近、大豆について除草剤ラウンドアップのプレハーベスト散布の実態を知りたい、という消費者からの相談が複数届いています。
- 農家が得する税金コーナー（43）
- 「更正の請求」は、確定申告の誤りにより税額が過大であったり、還付金が少なかったりした場合、申告期限の後に、納税者の方から正しい額に訂正することを求める手続きです。更正の請求で所得が減額更正されれば、当然、住民税、国保税、介護保険料などの負担も軽減されます。ちなみに、申告期限前であれば、確定申告書を出し直すことで、何度でも訂正できます。
- 演劇／秋田雨雀・土方与志記念青年劇場 120回公演「キネマの神様」
- 名画は大輪の花火である。それを仕掛ける川辺は今……。夢を持ち続ける人々が織りなす奇跡の物語！
- 戦争体験
- 私の生まれた土地は、北摂連山ふもとの急傾斜地で、山の頂上が大阪府と境になっています。そんなことから辺地対策事業は当初から適用されています。
- ふるさと よもやま話
- 鳥取県の気高（けたか）地方は、鳥取市の西の端です。山地が海まで迫るこの地で、私の農業は親が残した6反歩ばかりの米づくりです。
- 旬の味
- “暑い、暑い”を連発した夏にようやく終止符、今では朝晩、肌寒さを感じるくらいの気温だ。雨が降ればカエルが騒ぎ出し、夜ともなると虫たちが鳴いて競い出し、空は一面の星空となる
|
