「農民」記事データベース20180924-1328-16

旬の味


 この夏は、特に自然災害が多い夏でしたね。その中でも特に台風被害に着目したいと思います。幸い、自分のエリアでは深刻な被害はなく、工場や小屋の屋根が少し飛んだり、農道の木が倒れたりする程度で済みました▼被害にあわれた方々へのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を心からお祈りいたします。今年は、7月の台風通過後あたりから、家の周りにハチが大量に発生して、やたらといろんな場所に巣をつくっていました▼私自身も、5回ぐらいその巣をつぶしたりしました。「昔から、低い位置にハチの巣が多くつくられるときは、“大型台風がくる”といわれている」と、近所の人が言います。虫の知らせなのか、数年前の冬場の大雪も、現実のものとなりました▼やっぱり自然の出来事は、虫や動物、植物の方が感受性があり、早く順応しています。人間も、もっと自然からの警笛に注意を払った生活、共存の生活を大切にしたいものです。今年の夏の教訓に私達も学びたいと思います。

(W)

(新聞「農民」2018.9.24付)
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2018年9月

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