沖縄県知事選挙
玉城デニーさん勝利必ず
沖縄の平和と農業を守ろう
全国から支援を!
農民連 吉川事務局長が現地入り
翁長雄志知事の急逝にともない、9月30日投開票で行われる沖縄県知事選挙は、沖縄の未来を左右するとともに、日本の民主主義が問われる今年最大の政治決戦です。
農民連は、11日から13日の3日間、沖縄県農民連事務所のある南城市を中心に「農民連行動」を行いました。
|
玉城候補必勝を訴える吉川事務局長 |
南城市は、9日投票で市議会議員選挙がたたかわれ、農民連会員の玉城健さんが3選(3位)を果たしましたが、県知事選の取り組みは遅れ気味でした。そこで、地元の「オール沖縄南城市民の会」の親泊元哲さんの協力も得て、オール沖縄の玉城デニーさんを紹介するビラをまき、宣伝カーを走らせ市内12カ所で街頭宣伝するなど、一気に知事選モードへと押し上げました。車からは「がんばれ〜」の声援やクラクション、Vサインの応援など反応は上々でした。
翁長知事は、最後の力をふり絞って、辺野古新基地建設の承認の撤回を政府に突きつけました。今回の選挙は、翁長知事の遺志を受け継ぐかどうかが問われる選挙です。
自民・公明・維新・希望の推薦する佐喜真候補は、「普天間基地の一日も早い返還」を言うだけで、辺野古新基地建設問題は争点隠しに徹しています。玉城候補は、普天間基地の早期返還、辺野古新基地建設阻止、オスプレイ配備撤回などを求めた建白書の実現を掲げています。
農業振興の努力 TPPで打撃
台風常襲地帯の沖縄で、強風に強いサトウキビは沖縄の農家の暮らしを支える基幹作物です。とりわけ離島では製糖工場などで雇用を生み出し、農家経営・地域経済を支えています。「基地に依存しない沖縄経済」をめざす翁長県政は「サトウキビ増産プロジェクト」に取り組み、2016年には17年ぶりに90万トンを超え、農業算出額も21年ぶりに1000億円を超えました。
この沖縄農業が、安倍政権が強行したTPP(環太平洋連携協定)11によって、大きな打撃を受けようとしています。玉城候補は、先の国会で県民の声を代弁しTPP11の批准阻止で、安倍政権と真っ向から対峙(じ)してきました。県民の心をぶれずに貫いた翁長知事の心を引き継ぐのはデニーさんしかありません。
全国の皆さんへ
基地推進の自公維勢力は、官邸あげて企業・団体締め付け、公明党・創価学会の総動員で血眼になって県政奪還を狙っています。全国の皆さん、選挙戦は、大激戦です。沖縄出身の知人に呼びかけて、沖縄県民に支持を広げてください。「オール沖縄」の宣伝ボランティア、選挙支援募金にご協力ください。
◇
沖縄県知事選挙支援募金振込先
必ず通信欄に「沖縄県知事選挙募金」とお書きください。
郵便振替口座 00100―2―103051
名義 農民運動全国連合会
(新聞「農民」2018.9.24付)
|