長野・栄村の3000万人署名運動目標500人達成!今は800人に挑戦中寄稿
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栄村で行われた軽トラデモ=2015年7月26日 |
戦争反対のアピール行動で栄村の人々に訴えていくには、どんな行動がよいか……人口1900人弱、33集落が点在する広い村での効果的な行動は何か…。
農民連が以前とりくんだ軽トラックによるデモ行進がよいと決まり、1回目は15年7月26日に半日かけて、28台の軽トラが秋山郷を除く地域を回りました。
第2回は17年10月29日に終日かけて、秋山郷を回るため道路事情を考え、13台で全村100キロメートルを走行する軽トラデモを実施しました。
毎月19日に役場横の国道117号でスタンディングを実施しています。
毎回十数人(最高33人)が、のぼり旗やポスターを掲げ、30分間のアピールを継続しています。手を振る車は確実に増え、手応えを感じています。
目標達成後も少しずつ増やし、現在600人分を超えています。訪ね切れていない地域や家庭もあるので引き続き、800人分を目標に訴えていきたいです。
市民アクション共同代表の高田健さんが、主催者を代表してあいさつし、「これだけの大きさの署名活動は、歴史的なこと。市民と多くの野党が協力して、安倍改憲を絶対にくいとめようという強い決意で運動してきた。次期国会でも改憲発議をさせないよう、3000万人の目標を集めきろう」と訴えました。
「市民連合」の呼びかけ人で上智大学教授の中野晃一さんが、「安倍9条改憲と臨時国会の課題」をテーマに講演。つづいて各地のとりくみが報告されました。
地域マップを作って戸別訪問し、目標達成後もさらに署名が広がっているという長野県のとりくみ、夕方の駅頭でさまざまなプラカードを活用して街頭宣伝しているという東京・世田谷のグループ(写真)、街なかで「歌う」ことで平和への思いを伝えているキリスト教のシスターの皆さんなど、そのとりくみはどれもユニークで多種多彩。
まとめに立った9条の会の小森陽一東京大学教授は、「こうした創意工夫にあふれた働きかけをもっと増やして、重層的に署名の輪を広げていこう」と呼びかけました。
[2018年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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