2017年2月
■2017年2月27日(第1252号)
- 日米2国間交渉でさらなる譲歩の危険
- トランプ米政権が発足して初めての日米首脳会談が2月10日(日本時間11日未明)、ホワイトハウスで行われ、軍事、経済面で日米軍事同盟のさらなる強化を確認。「米国第一」を掲げるトランプ大統領に対し、安倍首相は「日米同盟第一」の立場から異常な“トランプ追随”を際立たせるものになりました。
- アメリカ追随を許すな
- 国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会は2月15日、国会前行動を行いました。
- 今こそ「協同」の力を生かそう!/私たちの食卓は安全か――
- 「『農協改革』とたたかう緊急学習会」が2月16日、全農協労連(全国農業協同組合労働組合連合会)の主催で行われ、京都大学教授の岡田知弘さんが「守ろう地域、生かそう協同組合」をテーマに講演しました。
- 2017年新春のつどい
- 全国沿岸漁民連絡協議会(全国漁民連)準備会と千葉県沿岸小型漁船漁業協同組合が合同で、第2回「新春のつどい」を、2月4日に千葉県鴨川市で開催し、北海道から南は長崎県まで約80人の漁業者が集いました。
- 農のこころ
- 果樹園の脚立光りし春隣り
- 米の栽培技術を高めて多収穫と有利な販路で米作りと経営守ろう/安全・安心で品質高い米作りに強い関心
- 新潟県農民連は2月6日、米の栽培技術と販路拡大で所得向上を目指していこうと昨年から2回目となる「米作り交流会」を弥彦村で開催しました。
- マイナンバー記入しなくても申告書や書類は受理されます
- 各地で税金学習会が始まり、税・社会保障の個人番号(マイナンバー)に関する問い合わせが増えています。
- 収穫する楽しみとお客さんの“おいしい”一言やりがいにつながる
- 福島県の須賀川農民連は2月2日、須賀川市内でインショップ生産者会総会と1億円達成祝賀会を開きました。近隣のスーパー店舗内に農民連が出荷する農産物のコーナーを設け、販売するインンショップ。年間売り上げ1億円を達成した須賀川農民連の生産者のみなさんは、元気にものづくりに励んでいます。
- 旬の味
- 毎年農閑期を利用して農家のお母さんたちのみそづくりが始まります。米と豆を持ち寄って3日間かかる作業は、“みんなでやれば楽しい”がモットー。休憩時間は、持ち寄った自慢の漬物や野菜の栽培の話などでにぎやかです
■2017年2月20日(第1251号)
- 女性部第28回総会/台所の窓をあけて社会とつながろう
- 「命を育む“農の力”“作るよろこび”“食べる笑顔”で未来をきりひらこう」――農民連女性部第28回総会が2月6、7の両日、静岡県伊豆の国市伊豆長岡温泉で開催され、全国から約90人が参加しました。
- 高性能農薬分析機器を導入
- 農民連食品分析センターは2月から、新検査「ネオニコチノイド系農薬7成分一斉分析」を開始しました。新しく導入した分析機(LC/MS/MS)による信頼性の高い検査です。
- 日米FTA絶対許さない
- 2月10日の日米首脳会議を前に、「TPPも日米二国間交渉も許さない! 官邸前アクション」が2月9日に行われ、約150人がみぞれ交じりの雨の中、集結しました。呼びかけたのは「TPPを発効させない! 全国共同行動」です。
- 東海第二原発 再稼働問題
- 茨城県東海村にある東海第二原発について、東海第二原発再稼働問題・署名実行委員会が1月23、25の両日に、日本原電、茨城県、東海村のほか近隣5市(那珂市、常陸太田市、日立市、ひたちなか市、水戸市)に署名を提出しました。提出したのは、安全協定見直しを求める署名2万4613人分(累計4万2605人分)と、20年延長申請に反対する署名2万6696人分(累計4万5591人分)です。
- 安倍政権の地域農業・農協つぶしに反対し、食糧・農業・地域を守る運動への賛同をよびかけます
- 「安倍政権の地域農業・農協つぶしに反対し、食料・農業・地域を守る運動をすすめる連絡会」は2月6日、アピール「安倍政権の地域農業・農協つぶしに反対し、食料・農業・地域を守る運動への賛同をよびかけます」を発表しました。
- 農のこころ
- 残雪や眼走らす田へ畑へ
- みんなで力合わせて農民のくらし守ろう
- 岩手県西根農民組合の新年会が1月29日、八幡平市の大更コミュニティーセンターで行われ、約50人が参加しました。
- 農民連青年部第25回総会/参加者の感想
- 農民連青年部は2月4、5の両日、千葉市緑区の昭和の森フォレストビレッジで第25回総会を開き、10府県から約40人が参加しました。
- 旬の味
- 沖縄・辺野古新基地建設で、政府は、本体工事に着手しました。東京MX番組「ニュース女子」が東村高江の米軍ヘリパッド反対運動や市民団体の「のりこえネット」共同代表の辛淑玉さんらを取材が不十分なままデマをもとに中傷し報道しました。日本が過去の過ちを再び繰り返すのではないかと心配です
■2017年2月13日(第1250号)
- 海水をとり入れた“潮(しお)トマト”で若い担い手の育成に全力
- 農民連第22回定期大会(1月16日〜18日)で各地の新規就農支援の取り組みを紹介する発言が相次ぎ、大分県農民連の佐藤隆信会長の発言も多くの反響を呼びました。佐藤会長に取り組みをリポートしてもらいました。
- 茨城県内で今年に入って市民連合の結成が相次ぐ/共謀罪の提出許さない
- 昨年の参議院選挙では市民と野党が共闘して臨みましたが、いま全国各地で地域市民連合の結成が相次いでいます。茨城県でもその動きは更に進み1月22日には茨城1区、29日には茨城3区で地域市民連合の結成集会が行われました。
- 食健連が緊急学習会
- 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は2月1日、都内で「日本とEUのEPA(経済連携協定)を考える緊急学習会」を開きました。
- 農のこころ
- 二ン月の雨にほぐるる土竜(もぐら)道
- 税金の申告に個人番号の提出は不要
- 税務関係書類など、行政書類に個人番号(マイナンバー)を記載する欄が設けられています。税務署の文書などには、「個人番号を記載する必要があります」などと、あたかも記載しなければいけないかのような説明がされていますが、すでに各省庁が回答しているように、個人番号の記載がないことを理由に行政手続きが進まなくなる法的根拠はありません。個人番号が記載されていなくても税務書類等は受理されますし、税務上の不利益はありません。
- アメリカ産米が最安値更新
- 価格偽装が大問題になったSBS(売買同時入札)輸入米。疑惑は何ら解明されないまま入札を再開し、昨年12月から短期間に3回の入札が行われました。
- 汗を拭き拭きうどん作り
- 「荒れ地をなくそう」という取り組みを進めてきた、福島県北農民連の佐原支部では、栽培した小麦を使って1月25日にうどん作りの集いを開きました。
- 長野北部の豪雪被害
- 1月16日から始まった農民連第22回定期大会に私も代議員として参加していました。17日早朝に妻から「大雪でブドウ棚が潰れそう」との電話入りました。朝食も取らずに電車に飛び乗りました。しかし、長野駅から自宅(長野市豊野)方面への電車は不通で、昼頃やっと自宅にたどり着きました。
- 分析センターだより
- 昨年12月4日、中国・北京で開催された「生態系農業および共同経済のための会議」に、ゲストスピーカーとして参加してきました。この会議は、中国での食糧主権をテーマに活動している人民食品主権フォーラムが主催するものでした。
- 旬の味
- 「こどものひとこと」(A紙連載)欄は、いつもかわいい笑いを誘う。「夕食を食べおえた4歳10カ月の孫が、うつむいて『ごちそうさまあ』。どうして下を向いて言うのと聞くと、『ちきゅうが、おやさいとか、おこめとか、つくってくれたから』」(小平市、中嶋由美子さん、63歳)
■2017年2月6日(第1249号)
- ソーラーシェアリングで地域と農業を再生しよう/農民連女性部第28回総会
- 「一人ひとりの小さな力をつなぎ合わせ、自然エネルギーの活用で地球温暖化を防ぎ、脱原発社会をつくりたい。そして農業を再生して地域社会を守りたい」――そんな思いで、「ソーラーシェアリング」を実践し、地域農業を守ろうと奮闘しているグループが千葉県匝瑳(そうさ)市飯塚地区にいます。太陽光発電事業を行う合同会社「市民エネルギーちば」と、ソーラーパネルの下の農地の耕作を請け負う農業生産法人「Three・Little・Birds(スリー・リトル・バーズ)」の皆さんです。
- 白石淳一さんが会長を勇退 新会長に笹渡義夫さん(前副会長)/22回大会で選出された新役員(敬称略)/各界からの祝電・メッセージ(順不同、敬称略)
- 農民連第22回定期大会で、白石淳一さんが会長を勇退し、新会長に笹渡義夫さん(前副会長)が選出されました。
- 安部政権打倒へがんばろう
- 第193回通常国会が1月20日に召集され(6月18日閉会予定)、これに呼応して「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が国会前で国会開会日行動を行い、600人が参加しました。
- 人権抑圧の共謀罪法案阻止
- 通常国会開会を目前に控えた1月19日、「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」は、毎月19日に定例で行っている国会前での集会を、今年初めて開きました。大寒波が日本列島を覆い、厳しい寒風が吹きつけるなか、3000人が集まり、「戦争法の発動止めよう!」「共謀罪は許さない」と声をあげました。
- 農のこころ
- 農の血が騒ぎ冬田の畦に入る
- 農民連第22回大会への常任委員会の報告(大要)(1/5)/(2/5)/(3/5)/(4/5)/(5/5)
- 今大会の大きなねらいのひとつは、6年間のたたかいでTPPを漂流に追い込んだ私たちのたたかいの成果をみんなのものにすることです。
- 農民連第22回大会レセプション/イラスト2点
- 農民連第22回定期大会では恒例となっている記念レセプションが、1月16日の夜、にぎやかに開催されました。
- 旬の味
- 近年、若手農家にとって、販路確保が農業経営を安定させるためにも重要なポイントになってきている。そこで農閑期に入りスケジュールに少し余裕ができたので、新規販路の開拓として海外の催事イベントに参加した
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