汗を拭き拭きうどん作り
荒れ地でとれた小麦使い挑戦
ゆで上がったばかりのうどん
とれ立てわさびのせ味は格別
福島県北農民連・佐原支部
「荒れ地をなくそう」という取り組みを進めてきた、福島県北農民連の佐原支部では、栽培した小麦を使って1月25日にうどん作りの集いを開きました。
ゆで上がったばかりのうどんを、山からとれ立てのわさびをのせて食べた味は格別のものでした。
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地元の小麦でうどんづくり |
この日、外は白銀の世界でしたが、薪ストーブが赤々と燃える「ささき牧場カフェ」(福島市)で、参加者12人が講師の渋谷岩男さん(川俣町農業委員)の指導でうどん作りに挑戦しました。汗を拭きながら小麦粉をこねること1時間余り。少々色は黒いが立派なうどんが出来上がり、早速ゆで上げて舌鼓を打ちました。
食べながらの会話の中で「何もないところからこうした立派な食べものをつくることができる。いのちを直接支えることができる農業は本当にすごいことだ」と言う人や、「アメリカのトランプは『おれの言うことを聞かないと日本へ食料を輸出しないぞ』と言いかねないよな」と半ば冗談交じりに語り合いました。
最後に、次もまたこんな機会を作りましょうということでお開きとしました。
(福島県農民連 佐々木健三)
(新聞「農民」2017.2.13付)
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