ソーラーシェアリングで
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市民エネルギーちばのみなさん。パネルの増設工事中の若いスタッフと一緒に |
「市民エネルギーちば」は、地権者である農家から農地を賃貸借して、農地の上に太陽光発電を設置・施工・維持管理し、下の農地の耕作は、昨年2月に発足した農業生産法人「Three・Little・Birds」に依頼。設置費用は、「市民エネルギーちば」が市民出資を募ったり、自然エネルギー事業に取り組む市民が興した企業が事業主になって出資したりしています。売電収入は、出資金の返済・還元のほかに、地権者への賃借料と、農地の耕作委託料となって、地域に還元される仕組みになっています。
「自然エネルギー事業で重要なのは、利益が地域に循環すること。自然エネルギーはインフラ事業。インフラ事業は一部の人が金もうけするんじゃなくて、地域の若い農家を応援したり、地球環境や地域環境の保全に役立ったり、そういう社会全体のためになることが大切だと思うんです」と、東さんは言います。
パネルを設置した畑で説明する東光弘さん。畑は小麦 |
寺本さんは千葉県農民連会員で、20年にわたる大豆畑トラストの大豆生産者でもあり、開畑の農地を守ろうと、この地で大豆、小麦、大麦などを30年近く作り続けてきました。「高齢でもう作れないという農家は多いけど、返済に長期間かかる多額の借金をしてソーラーシェアリングを自分でするのも難しい。このソーラーシェアリングの仕組みで農地を荒らさずにすむのは、本当に助かります。ぜひ若い人を応援していきたい」と寺本さん。
畑を耕作する椿さん(中央)と寺本さん(左)。寺本さんは農民連会員 |
椿さんは、「若い農家3人は、ソーラーシェアリングの農作業受託があることで収入が安定し、無農薬や有機農業など新しい農業にもチャレンジできています。若い農業者を育てる上でも大きな力になっているのです」と、話してくれました。
会場と開会時刻が変更されましたので、再掲します 『生命を育む“農の力”“作るよろこび” “食べる笑顔”で、未来を切り開こう!』 ◇2月6日(月)午後2時〜7日(火)正午 ◇ホテルサンバレー富士見 (静岡県伊豆の国市古奈185‐1) ※伊豆長岡駅・三島駅から送迎バスが出ます ◇記念講演 枝元なほみさん(料理研究家) ◇参加費 1万2500円(資料代、宿泊費込み) 問い合わせ・申し込み=農民連本部女性部 ※赤字が変更点です |
[2017年2月]
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