「農民」記事データベース20170206-1249-11

農民連第22回大会
レセプション

ふるさと自慢がズラリ
あっという間に“売り切れ御免”

関連/イラスト2点


市民の共同の新たな広がり
幅広い団体や個人にぎやかに

 農民連第22回定期大会では恒例となっている記念レセプションが、1月16日の夜、にぎやかに開催されました。

 おいしそうな香りを漂わせ

 今回のレセプションには、日ごろから農民連と交流のある団体や組織のほか、この間のTPPや戦争法反対など新たな共同の広がりを反映した。これまでにない幅広い団体・個人が参加。大会参加者と合わせて500人が集いました。

 全都道府県の農民連が出品し、自慢の農産物や各地の地酒などがズラリ。北海道・東北のブースでは、各県自慢の品種のたきたてご飯にイクラを載せて提供。関東ブロックのブースでは、古代豚のギョーザ(埼玉)や手づくりコンニャク(群馬)、ベーコンや焼き肉など(神奈川)がおいしそうな香りを漂わせ、北陸ブロックではかぶらずし(富山)、ぜんまい煮(新潟)など郷土料理が振る舞われました。

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全国の自慢の農産物を食べながら、交流も深まりました

 伝統野菜の数々食文化の厚みも

 愛知県からは甘い香りのバラの花が参加者に。近畿ブロックのブースでは、「日野菜」のさくら漬け(滋賀)や「若ごぼう」(大阪)、丹波黒豆の煮物(京都)など、伝統野菜の数々が食文化の厚みを感じさせます。

 広島からは、日ごろは田畑を荒らす鹿や猪がくん製になって登場。ホカホカの香川の国産小麦の讃岐うどんが参加者のおなかを温め、和牛の焼き肉を出品した宮崎のブースには長蛇の列ができました。

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土佐文旦で皆がつながり団結を固めて

 全国沿岸漁民組合(準)も初参加

 そして、今回は全国沿岸漁民連準備会の皆さんが初出品。北海道焼尻島産のミズタコの刺し身が何皿分も用意されましたが、「こりゃあ、おいしい!」と、あっと言う間に「売り切れ御免」となる大人気でした。

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漁民組合(準)の水ダコが大人気

 女性部が元気にソーラン節披露

 ステージでは、民謡の高橋一座(埼玉)、百姓フォークバンド「ヒューマン・ファーマーズ」が演奏。高橋一座の伴奏で、農民連女性部有志「踊り部」が「ソーラン節」を元気に披露し、会場が大盛り上がりする一幕も。

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衣裳もバッチリ!女性部有志「躍り部」の皆さん

 同時期に党大会を開催していた日本共産党の畠山和也衆院議員、紙智子参院議員がかけつけ、あいさつしたほか、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」代表の天笠啓祐さんも登壇し、「農民連さんとは20年以上のおつきあい。農民連食品分析センターは、遺伝子組み換え食品反対の運動の大きな力であり、TPPなどの動きもあって、検査運動はますます重要。新機器導入募金も応援していきたい。今後も二人三脚で食を守る運動を盛り上げていこう」と、心のこもったあいさつをしました。


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島根・松江市 加茂京子


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札幌市中央区 柳谷マサ子

(新聞「農民」2017.2.6付)
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2017年2月

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