農民連食品分析センター
高性能農薬分析機器を導入
農民連食品分析センターは2月から、新検査「ネオニコチノイド系農薬7成分一斉分析」を開始しました。新しく導入した分析機(LC/MS/MS)による信頼性の高い検査です。
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待望の新分析機器 |
ネオニコチノイド系農薬は、海外では環境や人体影響が議論され、監視の動きがあります。一方、日本では省力化や大型化に役立つとして、使用量が増加しています。基準値緩和も進み、世界とのギャップが生まれている農薬でもあります。今後、監視の動きが進むでしょう。検査を活用し、農産物管理に役立てて下さい。今回検査できる成分(農薬名)は次のとおりです。アセタミプリド(モスピランなど)、ジノテフラン(スタークルなど)、イミダクロプリド(アドマイヤーなど)、クロチアニジン(ダントツなど)、ニテンピラム(ベストガードなど)、チアクロプリド(バリアードなど)、チアメトキサム(アクタラなど)に対応します。
(新聞「農民」2017.2.20付)
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