農のこころ丸山美紗夫
農の血が騒ぎ冬田の畦に入る 如月 風子 俳誌『俳句人』から。まだ冬田は眠らせているのだが、農に勤しむ者にとっては、じっとしてはいられない。田をひと巡り畦に立つ。農の思いは、天変異変や災害のない年を願う営農への愛着の眼差しである。一方にアベノミクス農政への大きな不安だ。この田や土地を守らねばならない。農としての滾(たぎ)る血が騒ぐ。
(新聞「農民」2017.2.6付)
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[2017年2月]
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