1999年8月
■1999年8月23日(第418号)
- 義母の介護つづけて19年……/どうなる老人介護、待ったなしの現状、福島県下にみる
- 介護保険制度に不安や心配の声があがっています。農民連会員が寝たきりのおばあちゃんを介護しているという話を聞き、福島県北の桑折(こおり)町を訪ねました。
8月4日、福島県二本松市で介護保険・国保問題k学習・運動検討会が開かれました。
- 遺伝子組み替え食品、農水省最終案は抜け穴だらけ
- 農水省は8月10日、食品表示問題懇談会遺伝子組み換え食品部会を開き、遺伝子組み換え食品の最終的な表示案をまとめました。
- 米の投げ売り、全中に各地で批判続出
- JAあきた北農協、長野のJA上伊那農政委、福島・JAあぶくま石川農協など各地で意見書や反対意見が続出しています。
- 第145国会の終了にあたって
- 国会の終了にあたり8月14日、農民連小林節夫代表常任委員が談話を発表しました。
- 炎天下、“いい汗流した”
- 今年で2年目を迎える大豆畑トラスト運動。夏まっ盛りのなか、各地で交流会が開かれています。
- 青いレモンの島を訪問、農家の女性たちと交流
- 8月1日、日本母親大会が閉幕した後、全国連女性部の4人は、岩城島からの参加者の車に便乗させてもらい、「青いレモンの島」と呼ばれる岩城島に向かいました。
- 果てしない大草原/中国領・内モンゴルを旅して
- 埼玉県連・松本慎一氏の寄稿。
■1999年8月16日(第417号)
- 遺伝子組み換え食品検査へ、農民連分析センターに高まる期待
- 「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」が8月4〜5日に開いた学習討論会で、農民連の食品分析センターが「PCR法」による遺伝子組み換え判別のできる機器購入を準備しカンパをよびかけていることに強い期待の声が出されました。
- 壊すな憲法『日の丸・君が代』法制化反対、8.5大集会 力強く訴え
- 「壊すな憲法『日の丸・君が代』法制化反対8.5大集会」が8月5日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、4000人が参加しました。
- 米の投げ売りやめ、自給率上げよ/怒りの署名、国会へ提出
- 27の農協組合長、5の自治体首長・議長、農業委員会会長を含む540団体、2万602名分の「米の投げ売りをやめ、食料自給率の引き上げを求める」請願署名が8月4日、国会に提出されました。
- 転作奨励金打ち切りまでたくらむ農水省
- 農水省は、米の投げ売りだけでなく、転作奨励金の廃止までねらっています。
- ナタネと地域農業再生考える/青森・横浜町でシンポジウム
- 「ナタネ日本一の町から農業の再生と地域の発展を考える」シンポジウムが7月24日、青森県横浜町で開かれ、60人が参加しました。
- 「無言館」が問いかける平和の尊さ、戦争の空しさ
- 平和と生へのメッセージを語りかける戦没画学生慰霊美術館「無言館」を54回目の終戦記念日(8月15日)にあたりリポートします。
- 第45回日本母親大会/食の安全・自給に大きな関心
- 7月31日〜8月1日、第45回日本母親大会が愛媛県松山市で開かれました。
- 台風と長雨続きで早生水稲に大打撃
- 宮崎県の早生水稲は、収穫に入った途端、台風5号、6号の影響で黄金色に色づいた稲が倒伏。思わぬ長雨の被害で農家は途方に暮れています。
- これは便利、自動苗箱整列機
- 北海道農業の機械化のかげには、地元の農機具屋さんが細密な作業の機械化や労働の軽減に関する農家の意見や要求を取り入れ、共同で開発した例が各地に見られます。その1〜2例を紹介します。
- 続・我田青春――稲作体験レポート(3)
- 第3話 初参加者がなんと4人も
■1999年8月9日(第416号)
- 遺伝子組み換え食品輸入世界一の日本で安全確認されないまま市販されていた!
- 「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」事務局は7月29日記者会見し、日本政府の安全確認を受けていない未承認の遺伝子組み換え食品が輸入され、現にスナック菓子やコーンスターチなどの食品として市販されているという調査結果を発表しました。
また主婦連合会、全国地域婦人団体連絡協議会など27の消費者団体代表らは7月30日、「遺伝子組み換え表示を原料段階で義務づけてほしい」と農水省に要請しました。
- 山間地再生へ、産直にかける期待/長野・山口村からのリポート
- 農業つぶしが進むなか、島崎藤村が「木曽路はすべて山の中」と言った木曽谷でも元気に農業を続けている町や村があります。その一つ、長野県木曽郡山口村をリポートします。
- 分析センターの訴えにこたえて機器整備2千万円緊急カンパ続ぞく
- 農民連食品分析センターの「遺伝子組み換え分析機器整備緊急2千万円カンパを」の訴えにこたえ、続ぞくと募金が寄せられてきています。
- “米の投げ売り、とんでもない”広がる怒りの声
- 「米の投げ売りやめろ」の号外を活用した農協への申し入れ、農家との対話、宣伝行動が各地でとりくまれています。
- 近づく99全国研究・交流集会
- 8月24日から3日間、長野県飯山市で開催される99農民連全国研究・交流集会が2週間後に迫りました。
- いま、農の現場は……/持続型農業をめぐって
- 小川政則氏(JA全農技術主管・非常勤)が寄稿
- 温暖化対策・CO2削減に逆行する実態を究明
- 火電問題全国交流集会が7月17日から3日間、和歌山で開かれました。
- 環境先進国・ドイツを訪ねて
- 武藤幸子氏(新日本婦人の会東京都本部)が寄稿
- 今年2回目の麦刈しました
- 福島県北の話題。福島県南では大豆の種まきも。
■1999年8月2日(第415号)
- 酪農民と消費者が一体になって作ったミルクプラント
- 自然に恵まれた蔵王高原にあるミルクプラント「ミルクファーム蔵王」が今春、農民連に団体加盟しました。
- 税攻勢の強化に対応した税金要求で組織拡大の前進を
- 今年も既に年度の半分以上が経過しました。税金の取り組みを年末や年明け待ちにせず、この時期に大きく前進させましょう。
- 国民は「日の丸」「君が代」法制化を断じて許さない
- ジャーナリストの増田れい子さん、岩手県農民連前委員長の吉田喜代志さんの寄稿。
- ただいま農業初体験中です
- 故郷・秋田へUターンしてソバ打ち、大豆畑で汗流す栗田さん、定年前に神奈川から岩手に移住した横山さん。
- 米の投げ売り強要やめよ、各地で農協へ要請
- 農民連の「米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める」請願署名や協力・共同の申し入れ行動が、各地で大きな反響をよんでいます。
- 秋田で農業再生シンポ
- 秋田農民連は7月17日、秋田市のジョイナスで「21世紀、秋田の農業再生を考えるシンポジウム」を開催しました。
- 北海道・東北ワイド特集
- 北海道、青森、岩手、秋田、山形、福島の取り組みをワイド版で紹介(6ページ)
- 読者が作るページ
- 読者からのお便りを紹介します。
- 農民連青年部交流会参加者、仙台市「ふれあい農民の店」で売り子体験
- 7月16〜18日宮城県で開かれた農民連青年部99学習交流会。17日には仙台市太白区の「ふれあい農民の店」夕市で、各地から持ち寄った農産物の体験販売を行いました。
- 山形・鶴岡市農業委員に初当選の菅井巌さん(農民連青年部長)が奮戦記
- 山形県鶴岡市の農業委員選挙に農民連青年部長の菅井巌さん(30)が初立候補して当選を果たしました。
- 和歌山・紀ノ川農協を訪ねて(下)/地域に野菜作り呼びかけて1年
- 産直協・斉藤敏之事務局長がレポート。
- ガラスハウスを会場にピアノコンサート
- 福島・郡山地方農民連の会員も参加している「逢瀬ゆめくらぶ」による「河野康弘ピアノコンサート・ほたる鑑賞会」が7月10日に郡山市逢瀬町で開催されました。
- 待望のCDついに完成
- お待たせしました。ヒューマンファーマーズのCD「菜の花が咲いたよ」がついに完成しました。
- 「近畿ふるさと産直ネットワーク」が発足
- 「近畿ふるさと産直ネットワーク」(略称・近畿ふるさと産直)が結成されました。
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