2019年8月
■2019年8月26日(第1373号)
- 日米貿易交渉 重大局面
- 日米FTA(自由貿易協定)をめぐる貿易交渉が、遅くとも9月の国連総会での日米首脳会談、早ければ8月24〜26日にフランスで開かれるG7サミットでの日米首脳会談での合意をめざして急ピッチで進んでいます。
- 殺処分ではなくワクチン接種を早く
- 豚を死に至らしめる家畜伝染病、豚コレラのまん延が止まりません。
- 要求実現運動を広げ強く大きな組織づくりへ
- 農民連は8月4、5の両日、群馬県安中市内で「2019年農民連役員・専従者研修会」を開き、2日間を通して25都道府県連から約100人が参加しました。
- 賠償遅れ、生産できず大損害
- 福島県農民連は8月1日、「安倍政権と東京電力の福島切り捨てを許さない! 政府・東電要請行動」を行いました。
- 農のこころ
- 青稲穂一声の飛ぶ阿吽かな
- 家族農業切り捨て姿勢に怒り
- 東北農団連(会長・小林茂樹山形県農民連会長)は8月2日、東北農政局への要請行動に取り組みました。東北6県から21人が参加しました。
- 農家が得する税金コーナー(60)
- 8月5日に開いた「農民連役員・専従者研修会」で税金をテーマにした分散会が行われ、各分散会で税金の自主計算・自主申告について活発な討論がされました。
- 多収品種「ちほみのり」生育順調 おいしい米に
- 岩手県農民連と、同農産物供給センターは7月28日、「米づくり経験交流会」を盛岡市内で開催しました。
- ただいま土寄せ・中耕作業中
- 今、栃木県真岡市で大豆の中耕培土作業をしています。もちろん除草剤不使用ですが、適期に中耕・土寄せすることで雑草の発生はほぼ確実に抑えられます。有機栽培で大豆を作っている人の常識です。もちろん天候などの状況でうまくいかないこともありますが。
- 稲の生育は遅れている? 今後の天候に十分注意を/イラスト2点
- 7月19日〜23日に 福島県二本松市で田まわり会が行われました。
- 旬の味
- 先日、中学校時代の同窓会に出席してきました。中学校を卒業して以来、47年ぶりに会った人もいて、とても懐かしく楽しい時間を過ごすことができました
■2019年8月12日(第1372号)
- ネオニコ系農薬に発達障害などの懸念
- 1990年初めからヨーロッパ諸国でミツバチの大量失踪が問題になり、2009年、日本でもミツバチの大量死が相次いで報告されました。多くの研究がなされ、2012年にハチの大量失踪はネオニコチノイド系農薬が主原因だとわかってきました。
- 農民連ふるさとネットワーク第16回総会
- 農民連ふるさとネットワークは7月26日、東京都豊島区のラパスホールで第16回総会を開き、28府県から代議員と傍聴者あわせて80人が参加しました。
- これはもう非常事態だ
- 「これはもう非常事態だ。国はなぜワクチンを接種させないのか」「抑え込みに失敗した責任を国は認めるべきだ」――収束どころかますます感染が拡大している豚コレラの問題で、農民連と畜全協(畜産農民全国協議会)、農民連ふるさとネットワークは7月31日、農水省に3回目となる要請を行いました。
- 農のこころ
- かぶりつくトマト取立て朝の市
- 参議院選挙の結果
- 前号につづき、参議院選挙での市民と野党の共同による勝利の奮戦記を紹介します。
- 楽しかったトマトもぎ
- 7月3日、農民連と新日本婦人の会共催による「トマトもぎ大会」に初めて参加してきました。
- 加賀百万石のアグロエコロジー
- 農民連青年部は7月28、29の両日、夏の学習交流会を石川県の小松市と加賀市で開催しました。前日の激しい雨とは打って変わって晴天にも恵まれ、参加者は交流を深めました。
テーマは会場の石川県にちなみ「加賀百万石のアグロエコロジー」に設定。目的は、持続可能な農業を目指し、有機農業や環境保全型農業の実践例の視察と、社会運動としてのアグロエコロジーも学習し、参加者それぞれがアグロエコロジーのアクションプラン(実践目標)を立て、交流することとしました。
- 旬の味
- 10月の消費税増税に伴う幼児教育無償化の波により蔵王町の幼児教育が大きく変わろうとしています。待機児童対策の名のもと保育園で預かっていた3歳児以上の子どもはすべて幼稚園、3歳未満の子どもだけを保育園で預かる対策をとることになりました
■2019年8月5日(第1371号)
- 市民と野党の共同 10選挙区で勝利
- 7月21日に投開票された参議院選挙では32の1人区のうち、市民と野党の共同の候補者10人が勝利しました。各地の農民連も勝利めざして奮闘しました。各県の奮戦記を紹介します。
- 日米貿易交渉の中止 米政策の見直しを
- 参議院選挙直後の7月23日、「軍事費を削って暮らしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会は来年度予算の概算要求に向けた省庁要請行動に取り組みました。
- 参議院選挙の結果について
- 一、7月21日に投開票された第25回参議院選挙は、32の全ての1人区で野党統一候補を擁立し、与党側の安倍首相を先頭にした異常なテコ入れを跳ね返して、岩手、秋田、宮城、山形、新潟、長野、滋賀、愛媛、大分、沖縄の10選挙区で勝利しました。野党4党は改選26議席から31議席に前進しました。
- 参院選結果は増税ノー
- 消費税廃止各界連絡会は7月24日、東京・新宿駅西口で、駅頭宣伝を行いました。増税中止を求める署名や増税賛成か反対かを問うシール投票を実施しました。
- 農のこころ
- 畦道に草の風立ち梅雨の月
- 海洋プラスチック問題を考える(下)/「マイ米袋」持参で量り売り
- 日本のプラスチックごみ排出量は年間903万トン(2016年・プラスチック利用循環協会)、1人あたりにすると年間約70キログラムにも上ります。使い捨てプラスチックごみの排出量も多く、米国についで世界2位、1人あたり年間32キログラムになるといわれています(2018年・国連環境計画=UNEP=)。
- 改憲勢力「3分の2」阻止 安倍政権に痛打
- 安倍農政ノーの勝利/自民参院議席なくなる/元知事の知名度生かす/農林水産業の育成掲げ
- エコひいき農業で野菜をつくろう! 第3回/イラスト2点
- 健康に育っている作物に病害虫は付かないということを聞きますが、実際には被害が出ます。
- 農家が得する税金コーナー(59)
- 税金対策部員の養成は、農民連の仲間づくりにあたって絶対にやり遂げなければなりません。とはいえ、その養成は1年や2年で完成されるものではありません。何年も継続して、組織としてその力を蓄積していかなければなりません。継続して部員養成に注力している兵庫県農民連と和歌山県農民連の取り組みを紹介します。
- 映画「たねと私の旅」
- たねと遺伝子組み換え(GM)食品の問題を考える映画「たねと私の旅」上映会が行われます。
- タネちゃん
- タネちゃん
- 生産現場は問題がいっぱい
- 「日本のお店に並ぶバナナの3本に1本」――つまり日本のバナナ輸入の3割以上を手掛けるという超巨大企業「スミフル(旧:住商フルーツ)」。スミフルによって日本に輸入されるバナナの多くがフィリピン南部のミンダナオ島で生産されており、現地法人のスミフル・フィリピンの親会社、スミフル・シンガポールは日本の大商社、住友商事の子会社です。
- カレーを“一”から作るプロジェクト
- 奈良県農民連北和センターでは、保護者とともに地場野菜を学校給食へ納品する「大和郡山市子どもの食を考える会」の活動をしています。
- 旬の味
- 民宿のなかは、とうもろこしをゆでた良い香りが漂っている。もう少しで到着するお客様のおやつになる予定だ。トマトもようやく赤く色づき、食卓を飾ってくれる夏野菜も勢ぞろい、見事だ
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