農のこころ丸山美沙夫
畦道に草の風立ち梅雨の月 塩澤やとし 俳誌『みすゞ』から。畦道は一般的な農道ではなく昔から田や畑に人々が通る小道である。農道も今日では機械化されて軽トラや乗用の農業機械が出入りするように土地改良も行われてきた。枝道には隣り合う地権者によって共用する小径“作場みち”とも言われた。梅雨明けを待つ農村の風土性が残されて懐かしく伝う。
(新聞「農民」2019.8.5付)
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[2019年8月]
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