旬の味
先日、中学校時代の同窓会に出席してきました。中学校を卒業して以来、47年ぶりに会った人もいて、とても懐かしく楽しい時間を過ごすことができました▼石川県に住みながら、年に3回くらい鳥取県の実家に帰り、家の周りや畑などの草刈りをしている女性や、父親が亡くなり、家族で実家に移り、田畑を耕している男性の近況報告を聞くことができました。その男性は近所に若い人がおらず、限界集落だと言っていました。仕事の合間に農業をするから、忙しくて大変だという話で共感するところがありました▼農作業に追われながらも田畑を耕し続けることは、自分の家のためではあるけれど、それが地域の景観を保ったり環境を守ったりすることにつながっていることを話すことができて、これからもがんばっていこうと思うことができました▼お開きのあいさつで、幹事さんが、「何があるかわからないから、これからも毎年同窓会をするぞ」と言っていたので、また来年も集まろうねと誓い合って別れました。 (K)
(新聞「農民」2019.8.26付)
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[2019年8月]
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