2017年8月
■2017年8月28日(第1276号)
- 長崎の町は真っ赤に燃え遺体ばかりの惨状に…
- 8月7〜9日に長崎市で行われた原水爆禁止世界大会の開催中に、長崎市に住む吉原春男さん(87)から被爆当時の様子を聞きました。
- 国際署名を広げ核廃絶の実現を
- 核兵器を禁止する画期的な条約が国連総会で採択された中で迎えた2017原水爆禁止世界大会長崎が8月7〜9日の3日間にわたって行われました。7日の開会総会には6000人が参加し、核兵器のない平和で公正な世界実現への決意を固めました。
- 歴史と役割学び運動の力に
- 「農民連の歴史や他国との農業の比較などよい勉強になりました。同年代の他産地の方々とも交流し、多くの意見や取り組みを聞けて参考になりました。今回学んだことを生かし、農家の方の力となり、産地を盛り上げていきたい」(長崎県農民連・松藤雅人さん)――。農民連は8月3、4の両日、神奈川県湯河原町で専従者・役員研修会を開き、23府県1団体から81人が参加しました。
- 東電 「原発は必要」と開き直り/農民連 東電に再稼働の資格なし
- 福島県農民連は8月8日、福島第一原発事故の被害と賠償について、東京電力本社と、農水省、経産省などの省庁と交渉を行いました。
- 農のこころ
- 日の匂ひ水の匂ひや稲の花
- 私の戦争体験
- 1941年12月8日、宮崎中学校(旧制)の2年生だった私は、校庭で開かれた朝礼で、真珠湾攻撃でのわが軍の大きな成果を聞いて心が躍ったことを鮮明に思い出します。
- 農家が得する税金コーナー(9)
- 岡山県北地域はかつて、岡山北部酪農組合(略称北酪)で、多くの酪農家ががんばっている地域でした。古くから栄えていた酪農家は民主商工会で税金の申告をしていましたが、今から30数年前に、十数人の酪農家が「農民だから農民連に入りたい」と申し出があり、農民連の事務局を呼んで税金の説明会が行われました。
- 農業生産法人「なないろ畑」
- いまアメリカやヨーロッパで広がりつつあるCSAという農業形態を日本でも採用し、地域で農業を支え、会員が力を合わせて農場を作り運営しているグループがあります。神奈川県大和市を中心に活動する農業生産法人「なないろ畑」です。
- 旬の味
- 7月は高温だったが8月に入り寒い日が続き例年になく寒い夏に。酪農地帯のこの地域の主要作物は牧草で冷涼な気候にはピッタリ。収穫はほぼ終わり例年並みで、流通価格は昨年より下がっている
■2017年8月14・21日 合併号(第1275号)
- 成長し続ける国際農民運動
- フランスとスペインを分けるピレネー山脈の両側に、フランス語とも、スペイン語とも全く異なる言語「バスク語」を話す人々が独自の文化を守りながら暮らしています。この地の最大都市ビルバオ(スペイン・バスク州)で7月16日から24日まで、農民連が加盟する国際農民運動組織「ビア・カンペシーナ」が国際総会を開催しました。
- 小麦 収穫も終盤です
- 写真は、夕闇の中、終盤を迎えている刈り取り作業の風景です。今年は7月24日から秋まき小麦「きたほなみ」の刈り取りが始まりました。
- 黙っていられぬ 今たたかう時
- 記録的な豪雨に見舞われた翌日の7月25日、秋田市の秋田駅前アゴラ広場には数台のトラクターと15台の軽トラック、そして心配そうな表情の人々が結集し、秋田県米価対策共闘会議主催による「食料・農業・地域を守る!! 怒りの秋田県農民集会」が開催されました。
- 政府と東電の責任を明確に
- 「原発をなくす全国連絡会」の第13回となる連続学習会が7月31日、東京都内で開かれ、一橋大学大学院特任教授の寺西俊一さんが、「福島原発被災から7年目 真の復興と再生に向けて」をテーマに講演しました。
- 米先物取引「本上場」ストップ!!
- 先週号(1274号)の新聞「農民」でも「きっぱり廃止を」と求めてきた米の先物取引の「本上場」認可をめぐって、前代未聞の事態になっています。
- 私の戦争体験/豆も平和もピース 9条が旬です
- 1937年7月7日、中国への侵略戦争が開始され、次々と召集令状がだされて、一家の大事な働き手が戦争へかり出されました。
- 農のこころ
- 敗戦忌ひもじさ遠く蕎麦を蒔く
- 連帯して巨大な敵とたたかう(1/3)/(2/3)/(3/3)/イラスト2点
- 世界を動かすビア・カンペシーナの力実感/農村女性の権利確立へ! 「原発ゼロを」特別決議も採択/青年農家の力強い発言に 自分たちが世界を変える
- 庄内産直センター創立30周年
- 山形県の庄内産直センターが、創立30周年を記念する祝賀会と産直まつりを7月29、30の両日、鶴岡市で開催しました。
- 全国の経験から学び 質的な向上めざして
- 岡山県倉敷市のホテルで7月26日、農民連中四国ブロックを対象に、税金対策部員養成講座の岡山教室が開校し、1回目のスクーリングが行われました。
- 農家が得する税金コーナー
- 6、7月、国保税や介護保険料、住民税、後期高齢者医療保険料の通知が来ましたか? 所得税よりも重税感は大きいのが、国保税であり、住民税、後期高齢者医療保険料です。
- 農村の魅力発信で人を呼び込む
- 国際農民組織ビア・カンペシーナにオブザーバ―参加している台湾農村陣線(TRF)のつながりで実現した今回の台湾訪問。訪れたのは台湾北東部にある宜蘭(イーラン)県です。宜蘭県は湧き水が豊富にあり、稲作が盛んなほか、ウイスキー製造も行っています。南部に比べると涼しく、南部のような二期作、三期作ではなく、1回の作付けで、訪問したのは稲刈りが終わった後でした。
- 旬の味
- 人間は理論、言葉だけでなくさまざまな経験、語らいを通して学びが本物になっていくことを今改めて教えられる毎日の私
■2017年8月7日(第1274号)
- 農業委員の選任 公選制から市町村長の任命制に変わって
- 農民の意見を農政に届けるなど、「農民の代表機関」の役割を果たす農業委員会。農業委員の選任が公選制から市町村長の任命制に変わったもとで、いま農業委員会はどうなっているのか。京都府舞鶴市からリポートします。
- 溝切りは暑い、しんどい!
- 私は、日本でも有数の豪雪地帯、新潟県十日町市で米作りをしています。魚沼コシヒカリとして有名なブランド米の産地ですが、ここ松之山はまさしく中山間地。斜面に開かれた、1枚1枚の面積の小さい田んぼで、毎日米作りにいそしんでいます。
- 地域から農政を変え農業守る運動さらに
- 農民連ふるさとネットワークは7月27日、都内で第14回総会を開き、傍聴などを含めて80人が参加しました。
- 安倍首相はうそつくな/2017年米屋さんと生産者をつなぐ交流会
- 国会の閉会中審査が行われた7月25日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は「加計」疑惑や自衛隊の「日報」隠ぺい問題の真相究明と安倍政権の退陣を求める抗議行動を国会前で行い、「安倍首相はうそつくな」「安倍も稲田も今すぐ辞めろ」の声をあげました。
- 農のこころ
- 草取りの夙(しゅく)に腕肘土の色
- 米の先物取引はキッパリ廃止を!
- 8月7日に試験上場の期限を迎える米の先物取引。運営する大阪堂島商品取引所は7月に本上場の申請をしました。
- 農家の税金対策(2)/熱中症に注意しましょう
- 『農家のための税金対策の手引き』9ページには、「農民連の自主申告運動の原則」として、次の6点を示しています。
- 第2回経営学習交流会
- 元気にがんばっている農民連会員の農家を視察・交流し、これからの参考にしようと、茨城農民連と産直ネットワークいばらきは2回目の経営学習交流会を7月3日、県西地域で開催し、県内各地から25人が参加しました。
- 楽しかった収穫 枝豆おいしかった
- 7月22日、東京農民連と新日本婦人の会東京都本部の「まめちゃんといっしょに大豆をつくろう! プロジェクト」の枝豆収穫祭が、東京農民連会長の小寺理一さん(東京都清瀬市)の農園で行われました。晴天に恵まれ子どもを含めて50人以上が参加し、枝豆とトウモロコシの収穫体験を行いました。
- 旬の味
- 暑中お見舞い申し上げます。私たちの町の農家は、6月から8月はサンショウの収穫作業に追われています。毎日暑いなかの作業ですが、軽いことと換金性が高いことから急激に生産量が伸びてきました
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