連帯して巨大な敵とたたかう
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日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識なんだなということが本当に身に染みました。
その中でも特に印象に残っていることが2つあります。世界の青年農家の行動発言がとてもとても力強く、前向きであることと、それぞれ自分の国の歴史とルーツに誇りを持ち、それを語れること。自分たちがこの世界を変えるんだという強いメッセージ性のある内容の発言が多く、そして総会発言中幾度となく繰り返されるかけ声? 檄(げき)飛ばし? には驚きました。
自分の国のルーツを語ることにおいては、インドネシアから来たアンガーから「ひろひとカイザー知っていますか?」と聞かれ、最初全く分からず、後で昭和天皇のことを話しているんだとわかりました。
戦時中日本がインドネシアを占領していたときの話や、広島、長崎の原爆の話、インドネシアと東南アジアの各国の歴史、グローバル企業の社会的責任の話等々ありとあらゆる問題を自分の国と結びつけて語ることのできるアンガー、そんな彼と話していると自分が世界のことも日本のことも知らないことに気づかされました。
青年集会で旗をもつ平間さん |
戦後72年、世界のどの国よりも早く戦争を放棄し武力で争うことのない平和な世の中が確立されていたからこそ、日本の発展があったのだと実感できました。
今回、こんなにも貴重な体験を日本の青年で経験できたのが私一人だけだったということは本当に残念なことです。もっと多くの日本の農家に体験してほしいです。それが明日の日本の平和ひいては世界の平和のためになるのですから。
東京・日の出町 折田ナナ |
長野・小諸市 布施和子 |
[2017年8月]
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