「農民」記事データベース20170814-1275-12

全国の経験から学び
質的な向上めざして

税対部員養成講座 in 岡山教室


仲間をふやしつづけ
実利に強い農民連を

 岡山県倉敷市のホテルで7月26日、農民連中四国ブロックを対象に、税金対策部員養成講座の岡山教室が開校し、1回目のスクーリングが行われました。

 中四国9県全てから参加があり50人を超えました(福岡、大分、兵庫からも参加)。

 開校あいさつで長谷川敏郎常任委員は、「実利に強い農民連をつくるため税対部員の大量養成が欠かせない。さらに請負主義を克服し質的な向上をめざすために年間を通じて学習機会を提供する講座を開設した」と説明。新聞「農民」の「税金連載」とセットで全国の経験に学び力をつけてほしいと提起しました。

 午前中、坪井貞夫顧問(岡山)が長い税金闘争の経験から、地域で税金学習会を成功させるポイントや講師の心得を語りました。

 上手なつけ方実践的に学ぶ

 午後からは農民連税対部の竹島茂直さん(大阪農民連)が講義をスタート。確定申告のフレーム・からくりや農民連の『記帳ノート』の上手なつけ方を実践的に学びました。

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例題に懸命に取り組む受講生ら

 参加者からは「自己流で申告計算してきたがまとまった受講機会を得たことでこれからの努力目標ができた」「事例が受講者から色々話され盛り上がった。ディスカッションの時間が多く、新しい発見もあって良かった」などの意見が出されました。また、「勉強会の度に、会員拡大では今度はこうしようと自分に言い聞かせているが、その時期になるといつも手遅れになる。やはり通年課題としてやらなければ」などの感想が出されました。

 岡山教室に参加した福岡県連の藤島嘉子事務局長が豪雨災害の状況を報告し、会場から6万円余りの救援募金が寄せられました。

(新聞「農民」2017.8.14付)
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2017年8月

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