2021年10月


2021年10月25日(第1478号)

スペースマーク 農家をバカにするな!自公政権 まやかしの「特別枠」なんかにだまされない!
岸田首相は10月13日の国会答弁で、「政府備蓄米を需給操作のために運用することは、制度の趣旨に沿わない」と市場隔離を強く拒否しました。一方で自民党・甘利幹事長には「20年産米15万トンの特別枠で支援する」と答弁し、あたかも市場隔離を行い、米価対策をとるかのような報道がされています。これは選挙向けのまやかしです。
スペースマーク 自民党農政では農業続けられない
新潟県佐渡市で30ヘクタールの米作りをしている野田隆雄(のだ・たかお)さん(54)。米価暴落で大変な事態のなか、たまたま新聞「農民」の読者だった知り合いの農家から、米価問題を特集した記事を見せてもらい、農民連本部へ「米を買ってもらえるのか」と問い合わせました。
スペースマーク 安倍・菅直系政治の底が割れた岸田政権
岸田新内閣の支持率は40%で、退陣した菅内閣末期をわずか7ポイント上回っているだけ(時事通信、10月15日)。通常、新内閣の支持率は“ご祝儀相場”で高いのが普通ですが、「読売」の2回目の調査ではさらに4%下がるなど「超低空飛行」に拍車がかかっています。
スペースマーク 稲刈り最盛期に20台が参集
福島県の安達地方農民連は10月7日、初めてパレードに参加する組合員4人を含む25人が20台もの軽トラックを連ね、本宮市、大玉村、二本松市をパレードしました。
スペースマーク 市民連合がオンライン集会
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は10月8日、「自民党に代わる新しい政治をつくろう」とアピールする集会をオンラインで実施しました。
スペースマーク 農のこころ
新米の泡ふく音や炊飯器
スペースマーク 総選挙 投票に行こう!
こんなに希望が持てない実りの秋を、僕は経験したことがない。コロナ禍による米の需要消失は農家のせいではないのに、そのツケを農家に払わせるというのか。
スペースマーク ジェンダー平等の実現を
農民連女性部が9月30日、家族農業とジェンダー平等をテーマにオンライン学習会を開き、80人が参加しました。参加者の中には、農民連の女性会員はもちろん、男性会員や、農民連会員でない一般参加の男性もいて、高い関心が伺われました。
スペースマーク 北海道農協が決定
国産牛乳の55%を生産する北海道で10月8日、北海道農協酪農・畜産対策本部会議は、コロナ禍の需要減、消費減で余ってきた牛乳の生産を抑えることを決めました。これに対して酪農生産者に不安が広がっています。
スペースマーク 直売所だより
奈良県農民連の新しい直売所「みのりの里しらにわ」が10月1日、生駒市のならやま大通り沿いにオープンしました。大阪や京都からもアクセスが良い立地にあります。直売所のこだわりは、生産者から栽培管理カードを提出してもらい、農薬の使用状況をチェックし、それに基づく消費者へのアピールと情報開示をしています。そして消費者が安心して買い物できる品質管理と生産者が安心して出荷できるこまめな品質維持管理を行っています。
スペースマーク 旬の味
北海道から九州まで大雨に警戒、前線北上。新聞の記事を見て、まだ千歳では雨は降っても大雨ではないので、これからどうなるか心配

2021年10月18日(第1477号)

スペースマーク いよいよ総選挙
岸田首相は、就任の記者会見で衆院を10月14日に解散し、10月19日公示、31日投票で総選挙を実施することを表明しました。なぜ野党が要求する予算委員会で新政権がめざす政治の中身を議論しないのか。内閣支持率が高く出る「ご祝儀相場」のうちに逃げきるという党利党略が透けて見えますが、いよいよ天下分け目の総選挙に突入します。
スペースマーク 5野党と4項目の要求で一致衆議院選挙にあたっての私たちの要求
農民連の長谷川敏郎会長らは10月7日、「9・24米危機打開中央集会」に参加した5野党の議員に対し、協力へのお礼を兼ねて、「衆議院選挙にあたっての私たちの要求」(別掲)の申し入れを行いました。
スペースマーク 総選挙の公示にあたって
農民連の仲間のみなさん、新聞「農民」読者のみなさん。
スペースマーク 政府は米価暴落対策とれ
京都府農民連口丹ブロック協議会の軽トラパレードが9月22日、「政府は米価暴落対策をとれ」「過剰米を緊急に買い入れ、食料支援に回せ」のスローガンを掲げて、園部町、八木町、亀岡市を走りました。口丹ブロック協議会にとって軽トラパレードはTPPストップの運動に取り組んだ時以来です。
スペースマーク 野党の共闘で新しい選択肢を
「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」は10月4日、第205回臨時国会の開会日に合わせ、「政治を変えよう、総選挙勝利 10・4臨時国会開会日行動」を議員会館前で行い、約300人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
稲滓火(いなしび)の郷の息吐く夕間暮れ
スペースマーク 遺伝子操作が新たな段階に
食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)と「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」は9月30日、参議院議員会館をオンラインで結んで、「2021年全国GMナタネ自生調査院内報告会」を開きました。
スペースマーク 農家が得する税金コーナー(124)
富山県農民連では、持続化給付金を申請して受給した農家を対象に、確定申告勉強会を3月と8月に小矢部市の西中公民館で開催し10余人が集まりました。
スペースマーク 若者たちが “世界気候アクション”
世界の若者を中心に、気候危機解決への行動強化を訴えるネットワーク、「フライデーズ・フォー・フュチャー(FFF)」が9月24日、「世界気候アクション」を開催。日本でも「#気候危機見て見ぬふりはもうできない」のハッシュタグをつけてSNS(ソーシャルネットワークサービス)で発信する取り組みをはじめ、オンライン集会やスタンディング、アピール行動など多彩なイベントが各地で取り組まれました。
スペースマーク 田んぼアート 絵が浮き出す
今年の田んぼアートの絵が浮き出てきました。10月1日にドローンで真上から撮影してもらいました。
スペースマーク イチジク
イチジクが熟し始め、一部防鳥ネットをかけてもついばまれるので完熟を待たずにとります。年々枝を広げて高い所は届きませんが、隣の畑が一段高くなって、今は耕作していないので登ってとっています。
スペースマーク 旬の味
10月だというのに気温が下がらず明日は30度近い予報。今年の天気も異常気象というのにふさわしく、お盆に気温が何日間も低かった影響でわが家の米も、実入りが良くありません

2021年10月11日(第1476号)

スペースマーク 米危機打開 オンライン中央行動
9月24日に行われた「米危機打開オンライン中央行動」には、野党5党が勢ぞろいし、「過剰米処理」「食料支援」をそろって訴えました。
スペースマーク 軽トラパレード3市町が独自補助実施
「米危機打開9・24緊急中央行動」を受けて同日、岡山県では初めての軽トラックパレードを岡山市内で行いました。
スペースマーク 自民党新総裁に岸田文雄氏
菅義偉首相の政権投げ出しをうけ、自民党は岸田文雄前政調会長・外相を新総裁に選出しました。河野太郎規制改革担当相や高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の3候補を破っての当選です。
スペースマーク 5野党が「過剰米処理」「食料支援」で一致
農林水産業を基幹産業に/野党が連携し農業政策を/戸別所得補償の復活必要/自給率50%に引き上げを/新自由主義農政の転換を
スペースマーク 困窮者支援は政治の役割
いまコロナ禍で多くの人々が生活困窮に陥っています。昨年3月に「新型コロナ災害緊急アクション」を立ち上げ、これまでに年末年始、ゴールデンウイークなどに大人食堂を実施し、食料や日用品の配布、生活・法律・医療相談などを行ってきました。
スペースマーク 農のこころ
大根蒔く膏雨(こうう)が労を癒しけり
スペースマーク 東電が農民連などの個人請求を差別
東京電力(東電)が福島第一原発事故の賠償を農協と農民連で差別していたことが分かりました。東電は2019年から「新賠償基準」を一方的に採用し、市場価格をもとに東電が算出した「価格変動係数」を使用して賠償金額を計算しています。この価格変動係数が梨やブドウなどで農協の団体賠償と農民連などの個人賠償で異なる値が使われ、個人賠償の額が不当に低く(5分の1〜10分の1になったケースも)支払われていることが、今年5月、福島県北農民連の指摘で明らかになりました。
スペースマーク トマトの次はマダイ ゲノム編集食品野放しに抗議!
「北海道食といのちの会」は9月17日、国が流通販売を認めたゲノム編集技術で作られた「マダイ」の流通販売の中止を求めた抗議文を厚生労働、農林水産、環境の各大臣に送付したことを道庁での記者会見で公表、ゲノム編集食品の危険性を訴えました。
スペースマーク 島根県農民連 県に要請 米危機の改善を
島根県農民連は9月28日、「新型コロナ禍による米危機の改善を求める要望」を丸山達也県知事に提出しました。
スペースマーク 誰一人取り残さない村づくりイラスト
農民連青年部は9月26日、学習交流会をオンラインで開催しました。
スペースマーク 旬の味
愛媛も朝夕に寒さを感じられるようになり、本来なら運動会、秋祭りとなるはずだが、コロナ禍で祭りは中止。運動会は一家族1人だけの観戦が決まったらしい

2021年10月4日(第1475号)

スペースマーク 米問題が総選挙の一大争点に
「政府は過剰米を買い上げろ!」「9000円では米は作れない! 政府は対策をとれ」の声が農水省前に響き渡り、千葉からはトラクターも出動しました。米危機打開中央行動が9月24日、農水省前と全国をオンラインで結んで開かれ、農水省前に約100人、オンライン、ユーチューブで500人以上が視聴し、約600人の参加で大成功を収めました。農民連が主催し、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)が共催。NHKをはじめマスコミ各社も取材に詰めかけました。
スペースマーク もうひとつの市民食料サミット
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと日本消費者連盟は9月18日、東京・文京区シルバーセンターで「もうひとつの市民食料サミット」を会場とオンラインでつないで開きました。
スペースマーク 米価下落、凍霜対策を
山形県農民連は9月16日、吉村美栄子知事あての要望書を県農政企画課長に手渡し、懇談を行いました。
スペースマーク 市民と野党の共闘が前進
総がかり行動実行委員会は9月19日、「戦争法強行からまる6年!戦争法廃止!立憲主義の回復!いのちと暮らしを守れ!自公政権退陣!総選挙勝利!9・19行動」を国会正門前で行い、オンライン視聴を含め1000人を超える市民が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
過疎地とて村の子となる案山子かな
スペースマーク 農家が得する税金コーナー(123)
福島第一原発事故や地球温暖化の影響で、再生可能エネルギーに取り組む農業者は増えています。自宅の屋根や作業所の屋根での太陽光発電や、農地でのソーラーシェアリング、市民共同の発電所など多彩な取り組みが広がっています。
スペースマーク 本の紹介/『協同組合の源流の思想と社会改革への対応』―国政改革を展望して― 北出俊昭著(筑波書房)
本書は、協同組合運動の先達、オウエン、サン・シモン、フーリエおよびマルクス、エンゲルス、レーニンの意見を対比して、現代における協同組合の社会改革への課題と対応について検討したものです。
スペースマーク 稲作農家は「ただ働き」どころか「持ち出し」に
米価暴落によって農家は「赤字」経営になり、家族労働報酬は「ゼロ」どころか「マイナス」になり、稲作農家は「ただ働き」どころか「持ち出し」になっていることが、農水省の「米生産費調査」の詳細から明らかになりました。
スペースマーク 「9条田んぼ」無事完成「海に捨てるな汚染水」
福島県北農民連で5月に田植えをした、伊達郡桑折(こおり)町にある「9条田んぼ」が、今年も無事、完成しました!
スペースマーク おばけキュウリも
稲刈りがどんどん進む青森県津軽平野で黄金錦が少なくなっていく。そんな時、米の仮渡金がガクッと下がり、うれしいはずの作業が力抜けするようですが、がんばっています。
スペースマーク 旬の味
和歌山県中央部。山と川に囲まれた田辺市龍神村は、中学が一つ、小学校と保育園は3つ。小学校は全複式学級の学校も。皆さん「〇〇さんの孫かー」「お父さん知ってるよー」と世代を超えてもお知り合い
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