「9条田んぼ」無事完成
「海に捨てるな汚染水」
= 福島県北農民連 =
福島県北農民連で5月に田植えをした、伊達郡桑折(こおり)町にある「9条田んぼ」が、今年も無事、完成しました!
今年の文字は「海に捨てるな汚染水」(写真)です。
菅自公政権は今年4月、漁業者をはじめ多くの県民の反対の声を無視して、福島第一原発事故の処理汚染水を、2年後をめどに海洋放出し始めると閣議決定してしまいました。
福島県議会でも、県内7割を超える多くの市町村議会でも、反対や慎重な対応を求める意見書が採択されているにも関わらず、です。
県民の理解なしの海洋放出など、許されません。福島県農民連も参加する「ふくしま復興共同センター」では、海に流さなくても解決する代案を総選挙までに記者会見で明らかにすることにしています。現実的で本気になれば可能な代替案です。
9条田んぼは、昨年に続いて、ドローンを飛ばして撮影しました。秋晴れにも恵まれて、遠くの山々まで見えます。毎年恒例ですが、毎年感動します!
(福島県北農民連事務局長 服部崇)
(新聞「農民」2021.10.4付)
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