2018年2月
■2018年2月26日(第1300号)
- 青年部をもっと大きく 若い農家の声届けよう
- 農民連青年部は2月12、13の両日に第26回総会を埼玉県伊奈町の県民活動総合センターで行いました。海外からのゲストを招いて行った今回の総会には、約50人が参加しました。
- LVC(ビア・カンペシーナ)の青年と学ぼう――「アグロエコロジー」「農民の権利宣言」
- 農民連青年部総会に国際的農民組織ビア・カンペシーナから2人の青年が来日したのを機に、ビア・カンペシーナの取り組みを聞く「小さな農村の大きな戦い 2・13シンポジウム」が2月13日、参議院議員会館で開催されました。
- 今こそ軍事費削って暮らしに
- 国民大運動実行委員会など3団体主催の国会前集会が2月14日に行われました。
- 新春のつどい
- JCFU全国沿岸漁民連絡協議会と千葉県沿岸小型漁船漁業協同組合共催による「新春のつどい」が、千葉県鴨川町で2月3日に開催され、JCFUの全国会員と千葉県の沿岸漁民ら80人が参加しました。
- 農のこころ
- 錆の浮く農具四温の日へ研ぎぬ
- 日米連「米の商談会」/イラスト1点
- 日米連(日本米穀小売商業組合連合会)主催のお米マイスター全国ネットワーク会議と同時に開催される「生産者・JAと流通業者との米の商談会」が2月11日、東京都墨田区の国際ファッションセンタービルで開催され、20県から60の産地・JA、生産法人、業者のブースが並び、米屋さんとあわせて、全国から220人が参加しました。
- 農家が得する税金コーナー(26)
- 「年金400万円以下は申告しなくても良いです」の宣伝文句に、「これで税金申告から解放された」と思っている人はいませんか。また、役場申告では「農業の赤字は“0”で申告してください」といわれた方はいませんか。
- GMOフリーゾーン全国交流集会 in 東海
- 遺伝子組み換え作物が栽培されていない地域を広げようと第13回GMOフリーゾーン全国交流集会in東海「食べせん!売れせん!作らせん! 〜知ることから始めよう 遺伝子組み換え食品〜」が名古屋市で開かれます。
- 若手生産者と消費者が交流
- 全国の若手生産者が集まった「ニューファーマーズ・ワークショップ」が2月9、10の両日、都内で開かれました。9日の全体・研修会には、生産者・産直団体から約70人、生協職員約50人のあわせて約120人が参加しました。
- ふるさと よもやま話
- 四国・愛媛県でも厳寒の日々が続き、私どもが木材搬出している風力発電建設用地のある西予市宇和では、氷点下12度と観測史上最低気温を記録しました。
- 旬の味
- 雪が降り続く寒い日が続いています。積もった雪はそれほどでもないのですが、こんなに毎日降るのは最近では珍しい。福井県では国道に車1000台以上が立ち往生したとのニュースを見て、こちら(鳥取)での11年前の大雪を思い出し、他人事とは思えませんでした
■2018年2月19日(第1299号)
- 女性部第29回総会
- 農民連女性部の第29回総会が2月2、3の両日、福島市の飯坂温泉で開催されました。今年の総会スローガンは「農村女性の輪を広げ、憲法・家族農業を守ろう〜持続可能な社会をめざして」。福島県内各地から約70人(男性含む)もの女性たちが参加したのをはじめ、全国から総勢154人が集い、女性部の運動のいっそうの発展を誓い合いました。
- 国・東電は加害の責任を果たせ!
- 原発をなくす全国連絡会と「ふくしま復興共同センター」は2月6日、国と東電が原発事故の加害者としての責任を果たすことを求める福島新署名提出の院内集会を開きました。
- 全食品にGM表示を 混入率は限りなくゼロに
- 日本消費者連盟、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン、食の安全・監視市民委員会は2月1日、衆院第1議員会館で院内学習会「消費者による消費者のための遺伝子組み換え表示検討会」を開きました。
- 香川の税金学習会に参加して
- 1月30日、香川県農民連が高松市で開いた「農家の税金学習会」に参加しました。
- 農のこころ
- 冬畑に煙ひとすじ一揆の地
- 農家が得する税金コーナー(25)
- (1)世帯分離の活用/(2)障害者控除の活用/(3)医療費控除の活用/(4)扶養控除の活用
- 地域の話題あれこれ
- 一昨年の参院選や県知事選、昨年の総選挙で市民と野党統一の候補を勝利に導いてきた新潟県の共闘は、さらなる発展にむけて行動を強めています。
- ふるさと よもやま話
- 山形県の地図は左を向いた人の顔の形。あごの位置にあたる吾妻山を源流として、額の位置、酒田港で日本海に注ぐ最上川。その上流、旧上杉藩領の松川沿いに越後の国から移住した先祖から15世代にわたりこの地で農業を生計にして生活してきました。
- 旬の味
- 今年も早立春を過ぎた。先月、東京に大雪が降る前日、私は神保町で餅つき交流会をしていた。昨年の“ふくしまとつながるスタディツアー”の参加者と再会し、福島の郷土食を提供し、今年も種まき・田植え・稲刈りの各ツアーの企画も確認。“福島でお待ちしています”と伝えて、うすと杵持参の日帰り日程を終えた
■2018年2月12日(第1298号)
- どう見る?トランプ大統領のTPP「復帰」発言
- 日本列島が寒波にふるえていた1月下旬、“TPP寒波”ともいえる動きが2つありました。1つは、日本政府がカナダをなだめすかしてアメリカ抜きのTPP11「合意」にこぎつけ、3月8日に署名式を開くと決定したこと(23日)。もう1つは、トランプ大統領が昨年の就任直後に「永久離脱」を表明したTPPに「復帰」する意向を示したこと(26日)。この動きをどう見る? 民子と農夫男の問答形式でさぐります。
- 安倍9条改憲NO!
- 農民連、全労連、新日本婦人の会などでつくる「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り生かす共同センター」(憲法共同センター)は1月27日、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす社会をつくろう。3000万署名成功めざす交流集会」を東京都内で開催し、60人が参加しました。
- 憲法改悪発議を許すな!
- 国民大運動実行委員会など3団体は1月31日、定例の国会前行動に取り組みました。各団体から120人が参加しました。
- 原発ゼロの日本をめざそう エネルギー基本計画見直しを
- 農民連も加盟する原発をなくす全国連絡会は1月25日、第6回総会を東京都内で開きました。23団体から31人の参加がありました。
- 農のこころ
- 葡萄畑にわが影踏めば日脚伸ぶ
- 学校給食牛乳から異臭
- 昨年9月25日、学校給食のビン入り牛乳を飲んだ板橋区、新宿区など東京の4つの区と埼玉県2市の児童・教師、約1900人が、「ガソリンっぽい臭い」「カルキ臭い」といった異臭を訴える事件が起きました。これらの牛乳はすべて明治乳業戸田工場(埼玉県戸田市)で9月22日に製造されたものです。
- 農家が得する税金コーナー(24)
- 『税金対策の手引き』や昨年10月30日付の本コーナーで詳しく伝えてきましたが、今回は申告にあたっての実務的な点について補足します。
- ふるさとよもやま話
- 「四方山(よもやま)話」、でも私の住む千葉県北東部(匝瑳(そうさ)市)には四方八方見渡しても山らしき山はありません。特に私の住む「椿海(つばきのうみ)」はその名の通り昔は海で、平坦な「干潟八万石」と称される美田が広がっています。南方は太平洋に面し、九十九里海岸に波が絶え間なく押し寄せ、すぐ北方は「まんが日本昔ばなし」にもある伝説の地です。
- 地域の話題あれこれ
- 昨年11月下旬、宮城農民連に畜産農家から税務調査への対応について相談がありました。
- 旬の味
- 近年、田舎や農家宅を対象に民泊や、農家民宿の取り組みが広がってきている。しかし、双方の認識の違いから、混乱や戸惑い、時には双方にとって嫌な思い出の時間になったりすることがあるため、相互理解のための事前の打ち合わせが重要となる
■2018年2月5日(第1297号)
- 後継者育てて地域農業守ろう
- 「農業後継者を育てることで、地域の農業を守ろう」と、青年農業者の応援に奔走している農民連の会員がいます。千葉県匝瑳(そうさ)市飯塚開畑(かいはた)地区の稲作・畑作農家で、千葉・東総農民センター執行委員の寺本幸一さん(69)と利幸さん(42)親子です。
- 所得補償と価格保障がなければ生産続けられぬ
- 平成30年からの政府による米生産目標数量配分と直接支払交付金10アール7500円の廃止を受けて、多くの農家が今後の営農に不安を抱いているなか、新潟県農民連は1月21日に「これからの米作りを考えるシンポジウム」を三条市で開催しました。
- (旧)青年就農給付金の制度変更
- 農民連本部は1月18日、2017年度から制度が変更された「農業次世代投資事業」(旧青年就農給付金事業)について、農水省から説明を受け、対応について要請を行いました(主な変更点は表)。笹渡義夫会長をはじめ8人が参加しました。
- 9条改憲止めよう
- 「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」などの3団体は通常国会が開会した1月22日、衆院第2議員会館前で集会を開き、600人を超える参加者が集いました。
- 農のこころ
- 雪中の野菜彩り天こ盛り
- 農民連結成30周年にむけ、持続可能な農業と農山村を保障する農政実現へ、強大な農民連建設に挑戦しよう!(1/7)/(2/7)/(3/7)/(4/7)/(5/7)/(6/7)/(7/7)/全国委員会の発言から
- 第22回定期大会から1年、全国各地で自然災害が発生し、人命と財産が失われ、農業も甚大な被害を受けました。また、安倍農政によって農業経営の困難が増し、農業の将来への不安が高まっています。
- 農家の声反映し、県でも対策を
- 埼玉農民連は12月21日、埼玉県庁内で県農林部と2018年度の予算要求交渉を行いました。農民連から10人が参加し、県農林部からは山崎達也副部長をはじめ各担当者が出席。日本共産党埼玉県議団の柳下礼子団長、村岡正嗣県議が同席しました。
- 青年部総会にぜひ参加を!
- 農民連青年部は第26回総会を2月12、13日に埼玉県伊奈町で開催します。今年の特別企画は「明日のEarth(アース)を考える」。ニカラグア、インドネシアから招いた国際農民組織ビア・カンペシーナのメンバーと語り合います。
- 農家の税金対策(7)
- 確定申告書を見るとわかるように、事業所得は「営業等」と「農業」に分かれます。つまり、農業所得は事業所得の一種です。
- ふるさと よもやま話
- 昨年、北海道十勝地方は天候にも恵まれ、農畜産物の総売り上げが3388億円を超え、史上最高を更新しました。販売農家戸数は5400戸余りです。一昨年は、8月下旬から9月上旬に4つの台風があいつで上陸し、甚大な被害を受けました。その損害を取り戻せたかどうかは定かでありませんが、農家にとって豊作はありがたいものです。
- 改憲阻止のぼりできました/イラスト2点
- 安倍政権・自民党は、改憲派が8割以上を占める国会の力関係を「改憲のチャンス」と捉え、2018年の国会で改憲案を発議し、年内に国民投票を実施することを狙っています。
- 旬の味
- 年が明けて2月に入り息子がベトナムに出張。昨年はイスラエルとベトナムに出かけた。転職して早々忙しそうだ。成田、羽田空港の利用は年々増加している。外国語の表記も増えてきて、多くの観光客でにぎわっている
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