安倍9条改憲NO!
3000万署名 必ず成功させよう
憲法共同センターが交流集会開く
農民連、全労連、新日本婦人の会などでつくる「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り生かす共同センター」(憲法共同センター)は1月27日、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす社会をつくろう。3000万署名成功めざす交流集会」を東京都内で開催し、60人が参加しました。
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「3000万人署名を必ずやりきろう」と決意を固め合った交流集会 |
主催者あいさつで自由法曹団の船尾徹団長は、「国民が望む災害救助にがんばる自衛隊ではなく、外征軍への道を歩んでいる。これを食い止めるために、安倍改憲の危険性を広く伝え、3000万人署名を成功させる必要がある。運動をここから飛躍的に高めていこう」と訴えました。
日本体育大学の清水雅彦教授が記念講演。「9条に自衛隊を書き込むだけで何も変わらないというが、法律にはあとからできた条文が優先するという原則がある。このままでは、戦力不保持をうたった2項が空文化してしまう。加憲ではなく壊憲だ」と指摘しました。
そのうえで清水教授は「これまでの運動は総がかり行動があったからできた。全国各地で総がかり行動実行委員会や市民連合を立ち上げ、改憲を発議させない運動を作り上げる必要がある」と訴えました。
討論では各地の取り組みが報告されるとともに、「会員が知り合いに署名を送ると返信があり多くの署名が寄せられた。会をあげて目標達成を必ずやりきる」(新日本婦人の会の油原通江常任委員)、「学生班が9条の会をつくり、学習会を呼びかけると多くの学生が参加した。青年に希望を届け、改憲を絶対に阻止したい」(民青同盟の中山歩美副委員長)など力強い決意表明がされ、必ず3000万人の目標をやりきる決意を固める集会となりました。
日本共産党の山添拓参院議員が国会情勢を報告しました。
(新聞「農民」2018.2.12付)
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