農のこころ丸山美沙夫
錆の浮く農具四温の日へ研ぎぬ 宮下 和家 俳誌『みすゞ』から。「三寒四温」とは、シベリア高気圧が一週間ぐらいの周期で寒気をだすために起こる現象で、三〜四日ごとに寒暖を繰り返すことを言う。農閑期の農具は使わないため納屋に眠らせている。農に勤しむ人々は農機具の整備点検をして置く頃である。錆が浮く農具を、「日へ研ぎぬ」と詠んだ愛着感が。
(新聞「農民」2018.2.26付)
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[2018年2月]
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