2015年5月
■2015年5月25日(第1166号)
- 戦争法案/戦争法案許さない
- 「海外で戦争する国」へと日本をつくりかえる「戦争法案」が5月14日に閣議決定され、15日に国会に提出されました。同法案の問題点を、自由法曹団常任幹事の田中隆弁護士に聞きました。
- 「農協法案」国会審議入り/山場を迎えたTPP交渉 主権を奪うのが米国の狙い
- 「農協改革」関連法案が国会審議入りした5月14日、全労連、全農協労連と農民連、新日本婦人の会、生協労連、自治労連、全国食健連で構成する「安倍『農政改革』に反対し、食料・農業・地域を守る大運動」連絡会議は、第2次国会前座り込み行動を行いました。
- 安倍暴走政治くい止めよう/戦争法ゆるしません!
- 5月13日、戦争法案の国会審議入りが取りざたされる中、中央社会保障推進協議会(中央社保協)、安保破棄中央実行委員会、国民大運動実行委員会の3者共催で国会前行動が行われ、300人が結集しました。
- 農のこころ
- 安曇野は岳の揃えり田植どき
- NPT(核不拡散条約)再検討会議ニューヨーク行動に参加して
- 4月27日からアメリカ・ニューヨークで開かれているNPT(核不拡散条約)再検討会議で、日本原水協(原水爆禁止日本協議会)は1058人の代表団を派遣し、茨城農民連の会員も2人が参加しました。参加者の手記を紹介します。
- お米を食べよう! 料理交流会
- 埼玉農民連青年部は4月29日、熊谷市内で「お米を食べよう! 料理交流会」を行い、当日は生産者や学童指導員、また講師として埼玉農民連女性部の部員ら約30人が参加しました。
- 菜の花まつり
- 1200坪の休耕地を利用してナタネを栽培し始めたのをきっかけに菜の花を楽しんでもらいたいという思いから始まった神奈川県愛川町の「菜の花まつり」。今年で6回目を迎え、4月11日に行われました。当日は、悪天候にもかかわらず、親子連れなど約700人が集まりました。
- シイタケと山菜採り
- 群馬県の西毛農民連は4月29日、松井田町の山田秀一会長宅の敷地内で、シイタケ、山菜採り、カブト虫の幼虫さがしなどを行い、親子連れの参加者60人で大にぎわいでした。
- 旬の味
- 2月に母が満百歳を元気に迎えました。“春日差し まどろむ母の 小さき背中”“母縫いし 絣(かすり)着てみる 春の風”。3月11日、“思い継ぐ 福島のこと 牡丹の芽”。春休みの子守り、“風光る 球追う孫の背番号”“しゃぼん玉 吹く子くぐる子 雲遊ぶ”
■2015年5月18日(第1165号)
- ニューヨーク行動に参加して/ネパール大地震救援募金のお願い
- 5年に一度のNPT(核不拡散条約)再検討会議が4月27日から、ニューヨークの国連本部で開催されています。
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)はこれに合わせ、1058人の代表団を現地に派遣。世界各地から集まった核兵器廃絶を求める署名を届けるなど、行動を展開し核廃絶を訴えました。農民連を代表して私も参加してきました。
- 戦争許さず憲法9条守れ!/“核兵器なくそう”の声つなぎ
- 「平和といのちと人権を! 戦争・原発・貧困・差別を許さない」と5・3憲法集会が横浜市の臨港パークで開かれ、会場は3万人超の「戦争許さず憲法9条を守れ」の熱気で包まれました。
- 農のこころ
- 地謡は農の後継ぎ花馬酔木
- 譲歩重ね、政治決着許さぬ/安倍暴走政治ストップ TPP交渉から撤退を 日本農業守れをかかげ
- 安倍首相が訪米し、日米首脳会談を目前にした4月28日、毎月火曜日の夜に行われている恒例の「STOP TPP!官邸前アクション」が首相官邸前で行われました。
- 紛争と内戦続くアラブ地域 パレスチナでの奮闘に感動
- 国際的農民組織ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議と女性会議が4月2〜7日、韓国で開かれました。農民連から真嶋良孝国際部長、久保田みき子女性部部長、岡崎衆史国際部員が出席しました。久保田さんのリポートを紹介します。
- 手づくり感たっぷり 「にこまる」を新商品に
- 愛知県の新城農民連(新城市)はお米の新たな販路を開拓するため、新商品の販売を試験的に始めました。
- 日本農業賞食の架け橋の部優秀賞 「人と農・自然をつなぐ会」が受賞
- 第44回日本農業賞「食の架け橋の部」〈日本放送協会(NHK)、全国農業協同組合中央会(JA全中)、JA都道府県中央会主催〉で、私たち「人と農・自然をつなぐ会」が優秀賞を受賞しました。39年もの長きにわたって続けてまいりました無農薬・有機栽培によるお茶づくり、消費者のみなさまと続けてきた交流を高く評価していただき、大変栄誉ある賞をいただきました。
- 恒例のお茶摘み交流会
- 今年も待ちに待った新茶の季節がやってきました。
- 旬の味
- 5月2日は八十八夜も迎え、京都でも新茶の収穫が最盛期に入りました。立春から数えて八十八日目のこの日が、新茶の収穫時期と昔から伝えられ、通年で肥培管理をしている茶園が最も光り輝く時期です
■2015年5月4日(第1164号)
- 今こそTPP反対運動の大波を
- 牛肉関税は4分の1の9%に、豚肉関税は10分の1の50円に大幅に引き下げ。さらに、アメリカ米の輸入を現在の主食用輸入枠(SBS))と同量の10万トン増やす――。これは、アメリカの一方的な要求ではなく、“貢ぎ物”のように安倍政権がアメリカに差し出した提案です。
- 国会決議破り許さない
- TPP交渉の「大筋合意」に向けた動きが活発化し、緊迫した情勢を迎えるなか、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は4月23日、「国会決議破りのTPP合意は許さない!」「農協つぶし法案は廃案に!」国会議員会館前座り込み・議員要請行動を行い、約150人が参加しました。農民連は、岩手、福島、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、岐阜、三重、大阪、岡山の各都府県から集結し、のぼり旗や横断幕、パネルを掲げてアピールしました。
- 賠償打ち切り撤回せよ 原発の再稼働に反対!/原発事故損害賠償で東電・政府交渉
- 2014年末に東京電力が出した賠償打ち切り方針の撤回などを求め、福島県農民連は4月22日、政府・東電への要求行動を行いました。
- 農のこころ
- この畑に生きて卒寿や耕しぬ
- 町を安倍悪政の防波堤に
- 4月26日投開票の市区町村議選挙で、農民連会員の市区町村議員が各地で誕生しました。安倍暴走政治からの防波堤の役割を果たし、TPP、農協「改革」など、新たなたたかいの先頭にたつとともに、住民の声を取り上げ、要求実現のための大きな力になることが期待されます。2人の農民連会員の町議を紹介します。
- 原発も温暖化もない未来つくろう(1/3)/(2/3)/(3/3)
- これまでに経験のない集中豪雨、記録的猛暑による米の品質低下、穀物輸出国での歴史的干ばつ――私たちはいま、気候変動の影響を毎年、毎日、実感する時代に足を踏み入れつつあります。しかしこれはまだ気候変動の“序章”にすぎず、今後、さらに気候変動の影響が深刻になると、国連の科学者組織、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は強い警告を発しています。
今年末には、フランス・パリで、2020年以降の温暖化防止の国際的な枠組みを話し合うCOP21(国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)が開かれます。世界各国が積極的な目標を掲げるなか、日本はどう温暖化防止に取り組むのか。安倍政権の姿勢が鋭く問われています。
- みんなで守ろう! 9条と米
- (農)埼玉県産直協同(熊谷市)の掲示板には、「許すな! 政府・財界による『農業・農協改革』」ののぼり旗と「TPPノー」の掲示板とともに、以前使った看板「みんなで守ろう! 憲法9条と米」を設置しました。
- 本の紹介/鈴木宣弘著 「岩盤規制」の大義
- 「TPP反対」を訴えて精力的に活動している著者の最新刊。本書ではTPP問題に限らず、「岩盤破壊」の名の下に安倍政権が進める政策の全体像を広くとらえ、厳しい批判を展開しています。
- 分析センターだより
- 4月25日から遺伝子組み換え食品をテーマにしたドキュメンタリー映画「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」が公開されます。原題は「GMO OMG!」。OMGは「オーマイガー」の略。このタイトルが示すように、知れば知るほど、なんてこったい、なんとかしなきゃ! そう感じてしまう、遺伝子組み換え食品とそれを取り巻く巨大な食産業の実態を描いた良作です。
- この人
- お茶に興味を持ち、和束町で研修している青年がいます。東京都八王子市出身の森崎領さん(30)です。
- たたかい強化へ学習よびかけ/6月14日に若者憲法集会
- 全農協労連は、「農業つぶし・農協解体攻撃」とのたたかいを展望して、学習資料「『農業・農協改革』で、私たちの職場と地域はどうなる?」を作成しました。
- アースデイ東京2015 2日間11万人(1/2)/(2/2)
- 地球や環境のことを考えて行動する日――。アースデイ東京2015が4月18、19の両日、東京・代々木公園で開かれ、2日間で11万人が参加しました。
- 旬の味
- わが家の田んぼはレンゲの花盛り。もうすぐ耕起が始まる。今年も稲作体験の予約が入ってきた。農繁期の真っ最中に、植え直しなど手間が数倍かかるが、近所のボランティアにも協力いただいて何とかこなしている
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