「農民」記事データベース20150525-1166-03

戦争法案

安倍暴走政治くい止めよう

国会前集会開
国民大運動実行委など

関連/戦争法ゆるしません!


 5月13日、戦争法案の国会審議入りが取りざたされる中、中央社会保障推進協議会(中央社保協)、安保破棄中央実行委員会、国民大運動実行委員会の3者共催で国会前行動が行われ、300人が結集しました。

 主催者あいさつで中央社保協の住江憲勇代表理事(全国保険医団体連合会会長)は、「国民の生活の困難をあざ笑うかのように、安倍政権は暴走を重ねている。連日国会に押し寄せる大きな構えの運動で、暴走を食い止めよう」と訴えました。

 農民連からは吉川利明事務局長が発言。「安倍首相は米議会の演説で、『TPPには安全保障上の大きな意義がある』と発言したように、戦争する国づくりと、TPP、農協解体の根は同じところにある。暴走を食い止めるために農民連もみなさんと一緒に最後まで奮闘する」と決意表明しました。

 また、安倍政権の暴走ストップと国民要求実現を求める6万人分以上の署名が清水忠史衆院議員(日本共産党)に手渡されました。

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署名を受け取る清水議員(左)


女性のレッドアクション In銀座

戦争法ゆるしません!

 「戦争する国許さない!」「憲法9条、守りましょう!」――集団的自衛権行使容認の関連法案が閣議決定された5月14日、東京・銀座で「戦争法許しません!女性のレッドアクション」が行われ、農民連女性部の久保田みき子部長をはじめ、800人もの女性たちが声をあげました。

 今年初めての真夏日となったこの日、銀座は昼食に出てきたサラリーマンや、買い物客でいっぱい。その目抜き通りを、Tシャツやスカーフ、帽子など思い思いの赤いものを身にまとった女性たちが、「若者を戦場に送るな!」「I♥9条」などのプラカードを手にアピールしながら、デモ行進しました。

 出発前の集会では、同アクション呼びかけ人でアジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子さんらがあいさつ。内田さんは「TPPやグローバリゼーション、大企業優遇の経済政策を批判してきた。安倍政権がやろうとしているのは、現代版の富国強兵だ。平和・憲法と経済はつながっている。私たちもセットにしてたたかっていこう。若い人を戦場に送ってはならない」と訴えました。

(新聞「農民」2015.5.25付)
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2015年5月

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