新茶の黄緑色に輝く茶畑で
恒例のお茶摘み交流会
静岡・藤枝市
葉が柔らかい!
新茶の手摘み 手もみ体験
今年も待ちに待った新茶の季節がやってきました。
私たち茶農家は、この季節のために1年間ずっと山の茶畑に通い続けてきました。茶農家は朝早くから夕方遅くまでお茶の摘み取りに大忙しです。1年で最も忙しい時期なのですが、新茶の黄緑色に輝く茶畑を消費者の方々にもぜひ見ていただきたいという思いから始めたお茶摘み交流会。39回目の今年も、4月25、26の両日に静岡県藤枝市のやまびこスペースで開かれました。
今年も子どもからご年配の方まで、全国各地から総勢110人の方々が、茶畑に集ってくれました。中には海外からのお客様もちらほら。茶畑での新茶の手摘みやお茶の手もみを体験していただきました。
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待ちに待った茶摘み交流会 |
「お茶の葉があんなにやわらかくて、きれいな若緑色をしているなんて、今まで知らなかった」と感想を言ってきてくれた参加者がいました。
こういう感想を聞くと、忙しい時期にもやはり交流会を開催してよかったと、報われるような思いです。お茶のほかにも、生きている鶏を絞めたり、そば打ちや乗馬、新茶餅つきをしたりと、農村ならではの体験が目白押しでした。
来年も開催する予定ですので、ぜひ皆様も新茶の季節に茶畑にお越しください。
(杵塚歩)
(新聞「農民」2015.5.18付)
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