TPP譲歩重ね、政治決着許さぬ国会決議違反 交渉資格なし
官邸前アクション安倍首相が訪米し、日米首脳会談を目前にした4月28日、毎月火曜日の夜に行われている恒例の「STOP TPP!官邸前アクション」が首相官邸前で行われました。
PARC(アジア太平洋資料センター)事務局長の内田聖子さんが冒頭に情勢報告し、アメリカ議会の下院でTPP妥結に必須とされる大統領貿易促進権限(TPA)法案の採択をめぐって、情勢が大詰めを迎えているが、アメリカ国民の中にも大きな反対の声がわき起こっており、採択の見通しはまったくたっていないことなどを紹介。「TPP妥結は時間の問題かのようなメディアの報道はおかしい。国民に協定の内容も知らせず、譲歩に譲歩を重ねて、政治決着するなど、絶対に許されない」と訴えました。 日本消費者連盟の山浦康明さんは、すでに日本政府が牛・豚肉の関税で大幅に譲歩し、さらに米の輸入枠を拡大する交渉も行われているとの報道に触れ、「国会決議を平気で踏みにじるような政権に、TPP交渉にあたる資格はない」と批判しました。 日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也衆院議員が駆けつけ、あいさつしました。
=第86回メーデー=安倍暴走政治ストップ
「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をスローガンにした第86回中央メーデーが5月1日、東京・代々木公園で開かれ、2万8000人が参加しました。 |
[2015年5月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2015, 農民運動全国連合会