2022年12月
■2022年12月19日(第1534号)
- EU・アメリカ並みなら
乳価は140円以上に/金谷雅史さん(千葉市花見川区)の牧場へ/休刊のお知らせと新年号のお届け
- 「増え続ける借金を重ねながら365日、牛乳を搾っています。酪農は壊滅の危機です」――農民連と食健連が共催して開かれた「11・30畜産危機突破緊急中央行動」で、千葉市の酪農家、金谷雅史さんは子牛をわきに引き連れて悲痛に訴えました。
- 農業・食料・気候危機打開とアグロエコロジー、「家族農業の10年」を進める農政へ、要求で広く農民と結びつく農民連づくりを(1/6)/(2/6)/(3/6)/(4/6)/(5/6)/(6/6)
- こんなに農民が苦悩し、国民が生活に苦しみ、食べたくても食べられない人々が増えたことがあったでしょうか。
- なんてったって!伝統食
- 大根は冬野菜の代表選手です。真っ白なみずみずしい大根。1本手に入れたら、どう使いこなすか工夫が大切です。
- おいしいお米をありがとう!
- 11月23日の勤労感謝の日を前に、「おいしいお米をありがとう」と保育園の子どもたちと先生が、みんなで書いた大きな色紙を届けてくださいました。
- 農のこころ
- 産直の一隅占める注連売り場
- 旬の味
- 恐ろしい言葉が私の耳をとらえた。ラジオのDJ(ディスクジョッキー)がさらりと伝えたのは「敵基地攻撃システム」について。「えっ? まさかこの国のこと?」と耳を疑った
■2022年12月12日(第1533号)
- 11・30畜産危機突破 緊急中央行動
- 「このままでは年を越せない!」「政府は畜産経営を維持できる直接支援を!」「日本から畜産の灯(ひ)を消すな!」――飼料などの生産コストの高騰に苦しむ畜産農家の声が、東京・霞が関の農水省前に響き渡りました。農民連と全国食健連の共催による「11・30畜産危機突破 緊急中央行動」が11月30日に行われ、全国から130人余が参加。オンラインでも直接参加できない多くの畜産農家が、全国約70カ所のサテライト会場から参加し、抜本的な対策を政府に迫りました。
- 酪農、ヤバイです!
- 貴重な場をいただき、農民連のみなさんには感謝しています。
- もうこれ以上続けられない
- 生産保障されるしくみに/飼料・資材高騰に対策を/命を守る農業を大事にせよ/要望続ければ実現できる/農家の思いを託されて/人にも鶏にも優しい飼育/後継者が育つ養豚経営に/家族経営の農家に支援を
- 農のこころ
- 峠道新そばの旗先々に
- 軍事大国化・改憲発議を許さない/地場産学校給食学習会
- 「軍事費増やして生活壊すな!改憲反対!カルト癒着の政治をただせ11・30in日比谷野音」が東京・日比谷野外音楽堂で行われました。総がかり実行委員会の呼びかけで、小雨が降る中1500人(主催者発表)の市民が集まりました。
- 農家のための税金コーナー(28)
- 2021年分の課税売上高が1000万円を超えた場合、23年分が消費税課税事業者になります。新たに課税事業者になった場合は、「消費税課税事業者届出書」を速やかに提出することになっています。提出していなくても、課税事業者になった事実は変わらないので、申告納税は必要です。簡易課税の申請をしなければ、一般(本則)課税となります。
- フランスでの学校給食有機化の取り組み
- 10月26日に東京都中野区でオンライン併用で全国オーガニック給食フォーラムが開かれ、海外の先進事例として、フランスの学校給食の取り組みが紹介されました。発言した前田レジーヌさん(翻訳家、国際有機農業映画祭運営委員、フランス在住)の報告要旨を紹介します。
- 旬の味
- 世界最大のスポーツの祭典、サッカー・ワールドカップ(W杯)が始まりました。グラウンドの外ではカタール政府の人権問題など残念なこともありましたが、連日、各国選手のスーパープレーの連続に眠れない日々が続いているのではないでしょうか?
■2022年12月5日(第1532号)
- 地域の学校給食に農産物を納入/第25回農民連定期大会のお知らせ/「農民」2022年11月14日号の誤表記についてお詫びし、訂正記事を再掲します
- 私は仙台市で水稲5ヘクタールと野菜1ヘクタールを作っており、市内の学校給食に野菜と米を供給して30年になります。いま4つの小学校、2つの保育園と取引をしています。提供しているのは、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを通年で、そのほか夏にはナス、冬は長ネギや大根、白菜などを届けています。
- ストップ! 押しつけ輸入米(ミニマム・アクセス米)(1/3)/(2/3)/(3/3)
- 国民にとって不必要、国内米生産の邪魔、税金ムダづかい――「3点セット」のミニマム・アクセス米(MA米)輸入をストップさせることが、いま緊急の課題になっています。
農家に米価暴落を押しつけながら、国産米よりはるかに高く、需要もないアメリカ産米を輸入し続ける政府を告発し、国民的な共同で税金のムダづかい、MA米輸入をストップし、食料危機打開をめざしましょう。
- 自給率向上でくらし守ろう
- 山形食健連は11月16日、山形市の山形農業協同組合本店駐車場を会場にグリーンウエーブ行動・集会を行い、JA職員を含め約60人が参加しました。
- 第67回はたらく女性の中央集会
- 第67回はたらく女性の中央集会が11月19、20の両日、大阪市内で開催され、オンラインを含めて、のべ720人余が参加しました。
- 酪農の未来に危機感/イラスト
- 東京農民連の武山健二郎会長代理、横山昭三さん、農民連本部の勝又真史常任委員らは11月12日、町田市の北島牧場「東京みるく工房ピュア」を訪れ、代表の北島一夫さんと懇談しました。
- 農のこころ
- 葱大根妻の蔵出し今朝の膳
- 旬の味
- 昨今の世界情勢から、明るい話題が中々出てこないのは仕方のないことではある。しかし、下を向いてばかりではいられない。厳しい状況だからこそ、現況を正しく理解し、今後の方向性を考えて行動していかなければならない
|