山形食健連 集会と軽トラデモ
自給率向上でくらし守ろう
山形農協組合長が激励
山形食健連は11月16日、山形市の山形農業協同組合本店駐車場を会場にグリーンウエーブ行動・集会を行い、JA職員を含め約60人が参加しました。
山形食健連の煖エ嘉一郎会長が主催者を代表しあいさつ。その中で、日本の農業の先行きに対する不安、先進国では考えられない食料自給率(38%)の異常な低さ、農協の主張・運動が今後の農業の先行きに大きな影響を与えることを強調し、暮らしを守る立場での運動を農協に要請しました。
また、自身の戦争体験から、「国が軍事費に大金をつぎ込むと大変なことになる」と今の政治状況に懸念を表明しました。
つづいて、山形農協の岡崎輝明組合長が激励あいさつに立ち、「国内外の情勢、特にロシアのウクライナ侵攻が肥料・資材高騰にも大きな影響を与え農家の生産意欲減退につながりかねず、何らかの対応が必要」と強調しました。その上で、「農協も食の安全・安心・安定供給のため食料安全保障の強化と国消国産を守る」と訴え、食健連の活動に期待を表明しました。
その後、食健連加盟団体の山形生協、山形地方農民連、やまがた健康友の会、新日本婦人の会山形支部の代表が活動の現状などを報告し、決意表明しました。
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ズラリと並んだ軽トラック |
集会終了後、山形民主商工会の宣伝カーを先頭に農民連会員の軽トラック12台にのぼりを立て市内中心部でデモ行進を行いました。生協と新婦人、県食健連からの参加者は駅前通りの商業ビル前で、署名行動を行いました。
(山形地域食健連事務局 山川隆)
(新聞「農民」2022.12.5付)
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