2023年8月
■2023年8月28日(第1566号)
- 自給率さらに低下 自給力も過去最低に
- 農水省は8月7日、「22年度食料自給率・食料自給力指標」を公表しました。
- 小麦の収穫真っ最中
- 北海道内各地で昨年9月に種をまいた秋小麦の収穫が、6月下旬から暑い日がつづき例年より1週間くらい早く始まりました。
- 原爆投下から78年 原水禁世界大会ひらく/食と農の危機は平和への脅威
- 広島・長崎への原爆投下から78年を迎えた8月、原水爆禁止2023年世界大会が開かれました。8月6日に広島市、7日・8日に長崎市で開催され、4年ぶりに本格的な会場での対面形式での実施となりました。
- 野党共闘発展させ農業を守る達増拓也候補(現職)へのご支援を
- 岩手県知事選挙・県議選が9月3日投票で行われます。各団体・労組・日本共産党などが構成する「明るい民主県政をつくる会」は、くらし・命を守る立場で県政を進めてきた達増拓也(たっそ・たくや)知事を知事選にあたり推薦することを確認しました。岩手県農民連も構成団体として、達増氏勝利のために奮闘します。
- 農のこころ
- 如雨露の水吸うて物言う旱畑
- いますすめるべき農政は自給率の向上
- 千葉県柏市の大規模米農家、染谷茂さんは利根川調節池での水田・畑作営農を展開し、借地と作業受託による規模拡大で現在、米150ヘクタール、約20ヘクタールで小麦・大豆などを生産。農地を法人化し、株式会社として営農を続ける中で、直売所や地域・学校での食農教育などを通じて「農業の大切さ・米の大切さ」を発信しています。染谷さんに『新農業基本法に対する農民連の提言』パンフレットを読んだ感想を聞きました。
- 福島原発ALPS処理水 海洋放出強行するな
- 政府は、強い反対世論に背を向け、8月下旬にも福島第一原発のALPS処理水の海洋放出を開始しようとしています。ふくしま復興共同センターと原発をなくす全国連絡会が呼びかけ団体になり、「漁業者との約束を守り、福島県民・国民合意のないALPS(アルプス)処理水の海洋放出は強行しないことを求める緊急要請署名」に取り組んでいます。8月末に署名を提出予定です。
- 福岡 若宮農民組合と韓国KPL・海南(ヘナム)郡農民会が国際交流
- 7月11日、福岡県宮若市で若宮農民組合と国際農民組織ビア・カンペシーナに所属する、韓国農民会総連盟(KPL)、海南(ヘナム)郡農民会のメンバーが交流しました。
- 旬の味
- 徳島の夏といえば阿波踊り。今年はコロナ前とほぼ同じ規模で開催です。私はブルーベリー観光農園をしていますので、夕方から始まる踊りの見物客の昼間の余興にとSNSでアピールしています。猛暑とコロナ明けの消費者行動の変化の影響でお客様は少なめです
■2023年8月14日(第1565号)
- 農民連 全国研究交流集会/休刊のお知らせ
- 農民連は8月4、5の両日、千葉市内で全国研究交流集会をリアル参加とオンラインを併用して開催し、会場57人、オンライン92カ所の合計約150人が参加しました。
- 農民連ふるさとネットワークが総会
- 全国74の産直組織が加盟する農民連ふるさとネットワークの第20回総会が7月28日、都内をメイン会場にオンラインで全国とつないで開催されました。
- 女性だから男性だから?
- 持続可能な食と農を実現するために、家族農業を中心とした政策への転換をめざして活動している「家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン」(以下、FFPJ)の学習会が7月31日、オンラインで行われました。
- 農のこころ
- 炎天や畑に漢揺らぎをり
- 稲刈りが真っ最中!
- 高知県では、極早生品種の「南国そだち」の稲刈りが7月中旬に始まり、8月に入ってからは「コシヒカリ」の稲刈りが始まりました。しかし雨続きで、作業はストップ。台風が心配です。
- 本の紹介/西日本新聞社刊 新版『食卓の向こう側(コミック編)+健幸は口から』
- 「命を書く記者になる!」という決意の下、女性記者が取材を通じて「良質な問題提起と実効ある提案」を探し、「食の現状」を知り成長していきます。
- インボイス学習会に25人
- 岩手県の西根農民組合は6月24日、八幡平市の大更コミュニティセンターで「インボイス(適格請求書)制度」の学習会を行い、25人が参加しました。
- 秋田県北部で甚大な豪雨被害
- 7月14日からの線状降水帯発生で、秋田県にも大きな被害が出ています。農民連本部は7月27日、秋田県農民連の小林秀彦委員長とともに、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員らと現地の調査を行いました。
- 旬の味
- 6月の大雨。和歌山県も甚大な被害が出ました。スマイル小麦は1週間前に収穫を終えていましたが、その麦わらがイノシシよけの柵に引っかかり、上流からあふれた雨水をせきとめ柵が倒壊
■2023年8月7日(第1564号)
- 農民連の「提言」パンフを携え対話・懇談を全国各地で
- 農民連が作成した『新農業基本法への提言』と『アグロエコロジー宣言(案)』の2つのパンフレットを広げようと、いま全国各地で普及活動や勉強会が行われています。千葉県農民連も副会長で全国連副会長の小倉毅さんを先頭に両パンフを手に、生産者や自治体首長を訪問しました。
- 北陸でも豪雨被害/23年夏豪雨災害支援募金にご協力を
- 7月12日夜から富山県に線状降水帯が発生し、私が住む砺波(となみ)市でも強い雨に襲われました。
- 保険証を残せ!国会内集会開く
- マイナンバーカードと保険証の一体化をめぐるさまざまなトラブルについて参議院で閉会中審査が行われた7月26日、マイナンバー制度反対連絡会(農民連も参加)などは議員会館内で集会を開催。医療関係団体や障害者団体などから会場いっぱいの200人が出席したほか、オンラインでも約400人が参加して、「保険証を残してください!」と声をあげました。
- 災害復旧支援について
- 6月末の梅雨前線による豪雨から、相次ぐ豪雨災害により全国各地で農業被害が拡大しています。農民連と農民連ふるさとネットワークは7月26日、農水省から被災農家への支援策の説明を受けました。
- 10月実施はインボイスではなく消費税減税!
- 今年に入っても物価高が止まらず、7月には今年の値上げ品目が3万品目を超えました。10月にも約4000品目の値上げが予定されており、相次ぐ食品や燃料・電気代の値上げは家計や事業に大きな影響を与えています。
- 農のこころ
- 除草機の積りし憂さを薙ぎ払ふ
- 遺伝子組み換えナタネの国内自生調査
- 人体や環境中にどのような影響が出るのか分からない遺伝子組み換え(以下、GM)作物。日本に輸入されたGMナタネが、国内でどのくらい自生しているか。今年も全国各地で市民によって調査が行われました。その報告会が7月22日に都内をメイン会場に、全国とオンラインでつないで開催されました。
- 農家のための税金コーナー(42)
- 今年の税制改正で電子帳簿保存法が改正されています。
- 集中月間最終盤
- 全国各地で奮闘つづく
- 大阪農民連に新規加入
- 牧田俊克さんが農民連に加入したきっかけは、消費者団体の協議会で農民連の辻本祥子さんと笠井亮さんと出会って、肥料高騰対策の相談にのってもらったことです。
- アグロエコロジー学ぼう
- 7月23日に、静岡県の新日本婦人の会浜北支部主催の学習会「食と農講座 どうする日本の農業・食料 アグロエコロジー宣言案に学ぼう」が浜松市内で開かれ、浜北農民連で有機農業に30年近く取り組んできた中道達哉さんを講師に行いました。
- 庄内農民連も農産物を提供/イラスト
- 10回目となる「学生生活支援フードパントリー」が7月1日、山形県酒田市の宮野浦学区コミュニティ防災センターで開催され、学生・保護者27人が来場しました。庄内農民連も参加する実行委員会が実施しました。
- 旬の味
- 5年生の息子。なかなかおもしろい。何に対しても堂々として自分を貫いて生きている
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