「農民」記事データベース20230807-1564-13

旬の味


 5年生の息子。なかなかおもしろい。何に対しても堂々として自分を貫いて生きている▼クラスのイベントなどは、どうしたら目立つのかを考え抜いて動く。授業中眠たくなったら「数分寝ます」と宣言して本当に数分ぐっすり寝る。忘れ物が多いことを「恥ずかしいと思わないの!」ととがめても「思わん!」で終わらせる▼その年の6月頃に息子の取り扱い説明を求めて先生から電話がかかってくる。間違っていると思ったことは、相手がどんなおとなでも意見をはっきり言う。決められたルールにも意見してくるので私に電話がかかってくるのだが、私も取り扱いについては現在進行形で更新しており、これといった解答はない▼ただ、ぶつかり合うことは必ずしも悪いことばかりではないのかなと思う。ぶつかり合った結果、分かり合えることが多い。これからも学ぶことや教えることはたくさんあって知恵も体力もぐんぐん伸びていくだろう。親もその成長に食いついていくのに必死。一生懸命に子育て中である。

(恵)

(新聞「農民」2023.8.7付)
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2023年8月

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