農のこころ丸山美沙夫
炎天や畑に漢揺らぎをり 高木 節子 俳誌『みすゞ』から。気温が三〇度を超えて炎天が続く。畑の農作業は大変な時である。この句からはどんな仕事をしているのかは分からないが、野菜か果樹の作業をしているところだろう。「揺らぎをり」と捉えているところに、猛暑にめげず作業する男の姿だ。自然の恵みと厳しさの中で、農に生きる逞しさである。
(新聞「農民」2023.8.14付)
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[2023年8月]
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