「農民」記事データベース20120827-1034-08

分科会

TPPのたたかい、共同のひろがり

宮城・古川農民組合 阿部忠悦さん

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元市・町長、老人クラブ連合会会長ら賛同

大崎地域で阻止連絡会結成

 地域での、TPP参加阻止の取り組みを報告します。今年の2月に、古川農民組合、古川民主商工会、大崎社会保障推進協議会の3団体の代表者が呼びかけ、「TPP阻止大崎連絡会」準備会を立ち上げました。

 この3団体が中心になって、幅広いさまざまな団体を訪問するなどして、「連絡会」への参加を呼びかけてきました。この呼びかけに、元市長、元町長をはじめ、老人クラブ連合会会長や元農協組合長らが応えてくれて、賛同者に名を連ねました。

 5月20日にシンポジウムを開催することが決まり、シンポと「連絡会」の結成総会を兼ねようということになりました。シンポでは、JA宮城中央会、みやぎ生協、宮城民医連の各代表、中嶋信・徳島大学名誉教授がパネリストを務めました。こうして1市4町の地域を中心とした「TPP阻止大崎地域連絡会」を結成しました。

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のぼり旗を掲げる阿部さん

 結成後の6月29日に行われた第2回世話人会で、大崎地域の旧・元・前町長ら10人に「連絡会」の顧問に就任してもらうことが承認されました。

 また、対話で使えて、財政活動にも役立てようと、シンポの内容を冊子(100円)にして、1000部刷りました。学習会を毎月系統的にやろうと計画しています。

 韓国への調査団の派遣、県議や国会議員への要請なども検討しています。また、TPP阻止ののぼり旗も独自につくり、運動に役立てています。

(新聞「農民」2012.8.27付)
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2012年8月

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