「農民」記事データベース20060612-735-10

連帯・交流・歓迎の渦に包まれた一週間〈4〉

ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議海外代表

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分析センターでは
充実した内容に感心

 海外代表団は二十五日午前、農民連食品分析センターを見学しました。

 八田純人主任が、中国産冷凍ホウレンソウから違反農薬を見つけ、「遺伝子組み換え(GM)不使用」表示のある豆腐からGM大豆を検出するなど、輸入農産物とたたかい、食の安全を守ってきた分析センターの実績を紹介。代表団は、農民連会員や消費者、市民のカンパで分析機器を充実させてきた経緯に耳を傾けながら、熱心にメモを取っていました。

 GM入りのコーンスナツク菓子や大豆を目の当たりにしながら、日本の輸入の現状やアグリビジネス支配の状況などについて意見交換しました。

 「日本の大豆の輸入量はどのくらいか」との海外代表の質問に「九七%です」と答えると、驚きの声があがりました。

 GM検出の簡易試験やジャガイモの残留農薬検査が実際に行われ、実験に見入っていました。

(新聞「農民」2006.6.12付)
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2006年6月

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