「農民」記事データベース20041213-664-06

農業・食糧をビジネスチャンスにする大企業のねら
いに抗し、国民の期待に応え、農業と農山村の復権
めざす「もう一つの流れ」を強く大きくしよう!

農民連第十六回定期大会決議(案)(1/8)

二〇〇四年十二月一日 農民運動全国連合会常任委員会

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一 大会の目的

 二度の国政選挙によって生まれた「二大政党」の流れの強まりのなかで、悪政と国民の矛盾が拡大し、これまでの枠組みを越えた共同が広がるという新しい情勢が生まれています。財界の利益を最優先にした自由化と「農業構造改革」路線が推進されているもとで、米価をはじめとした農産物価格の大暴落、度重なる台風や「新潟中越地震」被害などが農民経営の困難に拍車をかけています。

 今大会の眼目は、小泉「改革」とのたたかいに全力をあげるとともに、要求を基礎に、農業と暮らし、地域を守る運動を大きく広げて、二大政党に対抗する国民的共同の流れを大きく発展させる契機にすることです。

 いまほど、「農民の苦難あるところ農民連あり」の立場にたった奮闘が求められているときはありません。

 困難を乗り越え、地域を基礎に奮闘する農民連に対する農民や国民の期待も大きいものがあります。その期待の中心は、安全な農産物を生産して届けることにあります。

 今日の情勢のなかで生まれている「もう一つの側面」に着目し、悪政とのたたかいや農民の多様な要求を実現する運動、元気のある地域づくり、農村の多数者をめざす会員と新聞「農民」読者を拡大する方針を確立する

こと、その先頭に立つ常任委員会を選出することが今大会の目的です。

         □ >>〔次ページ〕

(新聞「農民」2004.12.13付)
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2004年12月

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