「農民」記事データベース20230925-1570-08

広げよう!自給率向上署名
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主婦連

農業をテーマに学習会

農民連の長谷川会長が講師に

 「農業の今と未来を考える」をテーマに、主婦連合会が9月8日、農民連の長谷川敏郎会長を招いて学習会を開きました。

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学習会の様子

 主婦連合会は、1948年の結成以来、消費者代表として政府の数多くの審議会などでも委員を務めるなど、日本を代表する消費者運動団体です。学習会には、大手製粉企業をはじめ、JA全農(全国農業協同組合連合会)やJA全中(全国農業協同組合中央会)からも多数参加するなど、主婦連ならではの幅広い人々が参加しました。

 主婦連の会員さんからは、「このままだと子や孫たちに安全で豊かな食を残すことができない、という危機感を強くおぼえた」、「牛1頭殺せば15万円払う、というやり方に非常に腹が立つ。自民党の変化を待つのは限界だと感じる。消費者の運動の中から変えないといけない」という意見や、「テレビ報道で、肥料代などが高騰しているのに、生産コストが価格に転嫁できないと農家が嘆いているのを見た。そもそも農産物価格って、どうやって決まっているのか」という質問が出されました。

 またある参加者からは、「長谷川会長のクモの巣がいっぱいの田んぼの写真に驚いた。母方の田んぼを手伝っているので、今度日の出の田んぼを見に行ってみる」などの感想も寄せられました。

 学習会の後、柿本章子副会長や社会部部長の平野祐子さん、元会長の山根香織さんなど主婦連の役員の皆さんと、農民連の長谷川会長、藤原麻子事務局長らで懇談。平野さんは、「国は価格転嫁ばかり強調するけれど消費者が買い支えるだけでは、生産者は守りきれない」と述べ、「安心して国産の農産物を食べ続けていくためにも、消費者と生産者で力を合わせて食料自給率を向上させよう、という世論を巻き起こしていきましょう」と話し合いました。

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(新聞「農民」2023.9.25付)
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2023年9月

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