東日本大震災5年
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早朝5時に出発し、午後2時半に東松山市大曲堺掘野球場の仮設住宅300戸に到着しました。すぐに、「白毛餅」の餅つきと豚汁100食分の用意に取りかかり、午後5時半まで仮設集会所で交流しました。
あいにくの雨降りでしたが、餅つきには仮設の子どもさんが、元気に「よいしょ、よいしょ」とかけ声を響かせながらたくさん参加してくれました。
仮設住宅に移り4年目になろうとしているのに、復興住宅は、まだ3割しか建築されていない現実を知りました。
夜は震災当時500人を受け入れた鳴子温泉「農民の家」で温泉につかり疲れを癒しました。
これらの活動には、大震災で家族と家を失い、漁具を失い転々と住居を替え、大変ご苦労された方も元気に参加しました。私たちの方が元気をいただきました。
「よいしょよいしょ」と餅つきをしました |
その後、矢本農民組合の事務所でプリプリの蒸し牡蠣(かき)や牡蠣ご飯を腹いっぱいいただきました。宮城県農民連の鈴木弥弘事務局長、矢本農民連の三浦勝志会長、大友貞夫さんをはじめ多くの組合員のみなさんによる会場設営、お知らせのチラシ配布など大変お世話になりました。
帰りに常磐道が開通したので福島県農民連の三浦広志さんの案内で「原発による放射能汚染」の現状を案内していただきました。参加した坂城町の新婦人の会員の子どもさん(19)は「日曜日なのに浪江町はゴーストタウン化し、誰一人いない」とびっくりしていました。
作付けのできない水田は、雑草が伸び放題で心が痛みます。行き場所のない「汚染物質の仮置き場」が各所にあり「原発はいらない」と心に深く刻みました。
今回の支援に長野県下から米13俵、リンゴ11箱、リンゴジュース40本、新婦人から野菜、みそ、サラダオイルなど多くの支援をいただきました。ありがとうございました。
大分市 橘 春子 |
[2016年3月]
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