TPP「大筋合意」
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飼料用米を農協と農民連で合わせて9ヘクタールほどやっていますが、TPPで畜産がダメになれば飼料用米だって作れません。行き当たりばったりの政策で本当に嫌になってしまいます。
異常気象で世界的な不作も十分ありうるのに、輸入が保障されるわけがありません。消費者にとってもTPPはマイナスです。
昨年の低米価で約1000万円の赤字が出ました。豚を飼っている仲間も、資材が高いのに売り値は低いと悲鳴を上げています。使っている機械が壊れても、このままでは買い替えることはできません。
今は息子と娘夫婦が一緒にやってくれていますが、今のままでは先行きは見通せません。ごく一部の人だけがもうかるTPPで、せっかく出てきている若い人をつぶすわけにはいきません。コスト割れ価格では経営はとうてい続けられません。せめてコストに合わせた価格にしてほしい。
[2015年10月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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