TPP「大筋合意」
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政府は10月5日と6日に(1)と(3)の品目のほぼ全部を対象に、関税の撤廃や関税の大幅引き下げ、無関税の輸入枠拡大を受け入れることを公表したのに続いて、15日には(2)の野菜についても、ほぼ全品目の関税を撤廃することを公表。譲歩は底無し、“日本農業皆殺し”作戦の様相です。
ブロッコリーやジャガイモなど、アメリカからの輸入が多い野菜は軒並み撤廃。アメリカの圧力に、日本政府が“貢ぎ物”として差し出した様子が見て取れます。
安倍首相は15日に開かれたJA全国大会で「国益にかなう最善の結果を得ることができた」と大ウソをつく一方、「万全の対策を実行する」と声を張り上げました。「ウソは大きくつけ」というヒトラーばりの強弁です。
(本紙19日号で(1)と(3)の品目の関税撤廃と報道しました。最新の政府公表にもとづき19日号1面の表の「野菜以外」との表現を削除・訂正します)
[2015年10月]
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